よく考えたら、シンクロニシティだった | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

今日も午前中、仕事です。
よく身体が持つなあ。
過労死ラインは有名無実な職種。

さて、
このブログは基本、通勤途中の歩きながらか、バス電車の中で書いています。
さっき、偶然、3年前の自分のブログを読み返していたら、
詩を書き始めたきっかけ期間は、シンクロニシティの真っ只中だったことに気づきました。

シンクロニシティ・共時性は、意味のあるように感じてしまう偶然が立て続けにおきること。
その3年前'16年の11月前後は、何年も会わなかった人に何件もほぼ1週間から10日ぐらいの間に、
日によっては一日に二度も再会してシンクロニシティの発動最中だったんですよね。
(これが、僕が「神の見えざる手」と勝手に呼んでいるユングの説くシンクロニシティの発動証拠だそうです。)

それが、僕の共著だけど、初めての書籍(その業務に関する発表論文集?)を出す時期と、
某新聞社の賞を頂く時期と、ほぼ重なってました。

詩を書いたのは12月だけど、
その前11月ごろに、後に芥川賞を受賞する山下澄人さんの著作を読むきっかけの文芸誌の記事を見つけて、
「へえー、こんな妙ちくりんな書き方でもいいんだ。
面白いなあ。これなら、芥川賞を取っても不思議じゃないのに」
( 山下澄人さんは、その2ヵ月半後に芥川賞を受賞する。)

さらに、読み終えたその数日か1週間後に、詩人の渡辺玄英さんの紹介の新聞記事を見つけて、
詩集を読み始ました。

そこで、これって、山下澄人的テイストのある詩だなあ、と思って、
なら、詩をこんな風に小説的な書き方でいいのなら、僕にも書けると思って、
たくさんの詩の技法書・研究書を読み漁り、
(もともと持ってたんですがね、本気で読んでなかった。苦笑。)
年末に現代詩第1号が完成したわけです。

一冊の本から始まる、いい意味でのドミノ倒し。
これは、もちろん、単なる偶然じゃなくて、
僕が行動し努力し続けた結果のこと。
僕の場合、小説も現代詩も何年も前からの継続の結果なんですよね。
( 行動しない人に、神さまはシンクロニシティの果実を偶然、くれたりしません。)

だから、僕は文学関係のたった一つの出会いや偶然「疎か」にはしないよう気をつけています。
(そもそも、その共著も某新聞社賞も、たった一つの電話からなんですがね。
それは、個人情報に関わるので、ここに書けません。
いつか作家になったら、書いてみます。笑 )