京都の河原町丸太町まで慌てて行きました。
誠光社という書店主催のイベント、日系台湾籍の小説家、温又柔さんのブックトークへ行って来ました。
21時に終わって、必死で帰っても、河原町で阪急にギリギリ間に合わず、
土曜日で早い終バスに神戸の最寄り駅から乗れませんでしたが、
内容はとても良かったです。
母語である日本語と、国籍の台湾との齟齬に悩む、という温さんの、
どうしても書かずにはおられなかった切実さがあるのは、
作家としてはそこまで絞り切ったテーマがあるのが普通だよなあ、とある意味、羨ましくも思いました。
他にも、言葉には出来ない何かを頂いた気がします。
温さんは若くて、僕には眩しい輝きがあって、
凄いなあ、とひたすら感心しておりました。
自分は、そこまで切実に社会と向き合っているか、
いや、向き合えるものや、瑞々しい感性を持ててるか。
そんなことを深く考えさせられました。
作家の講演会、これで今年早くも九つ目です。
恐らく、まだ三つぐらいは行くでしょうから、
最多記録の更新もあるかな。
ところで、京都造形芸術大の通信の恩師も参加されていて、
思わぬ再会でした。
こうして、作家の講演会を二つ連続して聴くと、
書くエネルギーを頂いてまた再び書き始めないと、と決意を新たに出来ます。
小説創作の最大の障壁は、才能の枯渇などではなく、
モチベーションの枯渇でしょう。
才能などもともと無いはずなのに、気がつくと、
自らの天分の無さに絶望し、書くのを辞めてしまう。
喪うものなど、もとから無かったはずなのに、
自分で自分を罰してしまう。
川端康成青春文学賞の改稿、いくら考えても、
いいものになりそうに無いんだけど、
ド下手な改稿でも、やらないよりマシだと言い聞かせて、
書き始めました。
なんとかここ2、3日で終えたいものです。