気づけば2歳になっていた娘。

ふと振り返ると、確実にお肌は強くなってきたなと思います。

1歳前後のころ、年齢が上のお子さんをもつママたちから
「お肌の悩みはつきないけど、だいぶ強くなってきた」という声を聞くことが多かったのですが
「ホントに!?」
って半信半疑だったのを思い出します。その時は、毎日毎日がいっぱいいっぱいだったので、お肌が強くなる日がくるなんて信じられない気持ちでした。

でもホントです。

知らぬ間に、です。

1歳前後、1歳8ヶ月くらいまでは毎日のように顔にキズがありました。おでこ、目のまわり、鼻、そして耳切れ。頭皮にもかさぶたが。

でも2歳前くらいから、少なくとも顔にキズがあるようなことは滅多にありません。
膝裏、肘裏もたまーに引っ掻いてはいるけど、見た目にはそんなにわからないくらいキレイです(触るとザラザラ、ぷつぷつしていますが)。

食アレも数値こそ出ているものの、実感としてはだいぶいろんなものを食べられるようになってきたかな。

卵料理そのものはまだ食べていないけど、つなぎ、加工食品は問題なし。
マヨネーズなんかも少量なら問題なし。

あの頃を思えば、夢のようにラクになったかもしれないなあ。

娘、2歳になりました。
と同時に、寒くもなってきました。乾燥の季節到来!!

相変わらずボリボリ脇腹を掻く(すきあらば掻く!)ことは続いていました。
ときに出血することも。
首まわりや膝裏も、カイカイポイントです。

先々週、鼻水が止まらず&痰がからんだせきをしていたこともあって小児科を受診した時にお肌のことも相談してみました。
そのクリニックでは、お肌のことについて相談するのは初めて。

スプレータイプの保湿剤と、ローションタイプのステロイド剤を処方いただきました。

以前別のクリニックにかかったときには、「スプレータイプだと保湿力が弱い、もっと保湿力の高いものを」とのことで、プロペト&ヒルドイドを混ぜたものを処方されていたのですが・・・

今回、言われた通りに朝晩スプレーし、キズになってしまったところはステロイドを塗っていたところ・・・

調子がいいです!

触った感じが違う。しっとり、すべっとしています。
ザラザラ、カサカサがない!!

軟膏のベタベタは、うちの娘には合わなかったのかな。

夏の汗かきのほうが、刺激になってしまっていたのかな。

と思い至りました。

要観察ですが、嬉しいことです。
実は東京に越してきてから、病院は4つ目。

Aクリニック:小児科。いつも混んでいる。ベテランのご年配の男性の先生。
Bクリニック:駅前でアクセス抜群。予約も可能で、アレルギー外来の時間が設けてあるのがよい。女医さん。
Cクリニック:自宅から最も近い。よく勉強していらっしゃるなと感じる男性の先生。
D皮膚科:小児皮膚科も標榜しているクリニック。若い男性の先生。

病院選びは、相性もあると思っている。
そして、お肌のことだけじゃなくて総合的にケアしてもらえるところが理想。
自宅からのアクセスのよさも大事。

そんなわけで増えていく診察券!!

4つのクリニックで、直接お肌に触れて状態を見て下さったのは、Bクリニックの先生のみ。その時ちょっと感動しました。あ、触ってくれた、って。
「たしかに、このあたりはガサガサしてますね。でもこのあたりはそうでもないなあ」って、いろいろ見て下さり、
「そう!そうなんです! 脇腹はザラついてるんですけどお腹はわりとしっとりなんです!」って、思いました。わかってもらえた感が嬉しかったな。
私がノートに書いていった、これまでの症歴についてもじっくり読んで下さったし、コピーしてカルテにはって下さったし。

だけど、持参したスプレータイプの保湿剤(ヒルドイドの後発の薬だった)についてはその場で調べてたから、そんなに勉強熱心ではないのかしら?と思ったりも・・・。


その意味では、言ってることに説得力があり、子どもにとって何が一番よい解決策か、ということを考えて下さるのはCクリニックの先生だと感じています。

うーん、難しいですね。

そんなわけで我が家では、何かあったらCクリニックを基本に。
食アレの指導や、湿疹についてはBクリニックに。
酷く悪化してしまったり、これまでにない事態になってきたらD皮膚科に。

という感じで、アドバイスをもらいに行こうと思っています。

Aクリニックはベテランの先生で、かなり知識は豊富そうでしたが、お忙しいのか一方的に喋られて終わり、という感じが否めなくて、何かあったときに相談したいという思いを抱けず、もう受診することはないでしょう。

今日ははじめて、皮膚科を受診してきました。

イギリスにいるときには皮膚科やアレルギー科の専門医に見てもらう機会がなかったので、帰国したら専門医にかかりたいなと思っていたところでした。

が、アクセスのしやすいかかりつけの小児科を持っておきたいという思いから、小児科探しを優先してきたので3ヶ月間、皮膚科を受診することがなかったのでした。

この1週間ほど、娘はお風呂上がりに太ももにじんましんを発症するように。
湯船につかると必ず出て、シャワーのみであれば出なかったので、温熱じんましんだろうと推測しました。鼻水とせきも出ていたので、体調が万全でなかったのもあるでしょう。

いいきっかけだと思い、皮膚科へ。小児皮膚科も標榜しているところです。

結果、じんましんの原因は突き止めるのが難しいとのことで、治療するのかしないのかを選択するのも悩みどころだということでした(このあたりは予想通り。5分以内にすぐ消えるじんましんだったから)。
ただ、何かのきっかけで重症化するのを避けるために、シロップ薬を出しますとのこと。

今日の受診は様子見というところもあったので、ひとまずOK。

だけど、個人的には、皮膚の疾患はやっぱり近づいてよく見たり、触って確かめたりしてほしいもの。
今日は皮膚科といえども、触ってはもらえなかった。
「このお腹あたりをぽりぽり引っ掻いてしまって・・・」って、娘の服をぺろんとめくって見せても、ちらりと見ただけで。

ちょっとがっかりしたかなあ。
・それまでの肌の状態や繰り返す湿疹
・父親(主人)が幼少時アトピーだった

ということから、アトピー気味かな、と予想はしていたのですが、はっきり診断されたのは1歳10ヶ月、日本に帰国してから。

(肌の乾燥状態、かゆみのある状態が数ヶ月続いている、or繰り返すという場合に、アトピー性皮膚炎という病名がつくということです)

それまでかかった病院では、

・まだ月齢が小さいのでわからない
・いろんな原因があるので、たまたま何かの要因によって感想したり刺激に負けたりしているだけかも
・肌質は変わることもあるのでアトピーの診断ははっきりしない

という感じで、なんだかうやむや。

とにかく湿疹になってるところにはステロイド。治るまで塗る。治ったらこまめに保湿。
また湿疹になってしまったらとにかくステロイド。

と言われていました。

我が娘の場合は

・耳切れ
・ひざ裏、ひじ裏

が常に赤みを帯びていてかゆそうにしている、という症状でしたので
これはアトピーだろうな、と思ってはいたのですが。

手首なんかもよく引っ掻いています。

秋になると急に悪化する瞬間がありますね。