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新しい環境に馴染むのが苦手な次女。
家ではよく「お母さん大好き」と言ってくれ、私もそれに「お母さんも大好きだよ」と返しています。
姉(小5)の同じころよりその言葉を発する頻度はとても高く、多分「お母さんも好き」と言ってほしくて言ってるんだと思ってます。
なので、毎度毎度ちゃんと「お母さんも大好き」、「お母さんのほうがもっと好き」、とハグつけて返してます。
小3になっても、こんなに言ってもらいたいものなんかな・・?とは思いますが、彼女の性格だと思います。姉はそうではなかったので
そんな日常で、いつものようにお風呂上りにキッチンにいる私に「お母さん、大好きだよ」と言ってくれたので、わたしも「お母さんもだよ」と返しました。
その後、もじもじしてたからどうしたのかと思ったら、
「あのね、こんなこと言ったら怒られるかもしれないけどね、〇〇、死にたいと思ってたの。だけど、お母さんと一緒にいれるから死ななくてよかった」
????
死にたい???
え????
私は普段から子供からしてくる話は、極力、私の感情は出さず、淡々と聞くようにしています。
私の母が心配性で、こちらが思ってるより大ごとになってしまったり、母の方が落ち込んでしまったりで、「心配かけるかも‥」と私自身話せなかったことも多かった記憶があります。
できるだけ何でも話せる間柄でありたいため、子供からの話は聞く事に徹することを心掛けています。
なので、あまり驚かないように平静を装って「そうなの~?なんで??」と聞くと
「地震が怖くて、毎日地震に怯えているのが苦しいから、死んでしまったほうがいいと思った」
そうです。
娘が怯えているのは元旦の能登半島の地震です。
今年のお正月にテレビで衝撃的な映像を見て、そして自身も揺れを経験してとても怖がっていたことは認識ありました。
夜も起きてしまったり、地震が怖いから一緒に寝てほしいとか、そういうのは今までもあった(今でもある)んですが、まさか「死にたい」ほどにその恐怖に怯えているとは思いませんでした。
大勢の中や学校は苦手ですが、家ではいつも元気で典型的な内弁慶の娘。
家では好き放題、わがまま放題やってるため、見落としがちですが、いろいろ感じてるだなと改めて考えさせられました。
怖くて死んじゃうより、「地震がある世界でも楽しいから生きていきたい」って思える家庭にしていきたいと思います。
しかし、小3で「死」に頭が結びつくってことにもとても驚いた出来事でした。。。
そして、改めて思ったのが、、、
被災した子どもたちは日々どんな事を感じながら過ごしているのか、映像を見ただけでこんなにも感じてしまう子もいるのに、目の当たりした子供たちの心がどの様にそれらを受け止め、それに向き合っているのか、、
この出来事から、微々たるものですが、また能登のこども支援へ募金をしました。
日常に追われ忘れがちですが、また定期的に募金していこうと思わせてもくれる出来事でした。。
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