肉を食べてもドーピング | 平スポの治療家トレーナーの読むだけで強くなれるブログ
平スポの石井です。

昨年末、JADA(日本アンチ・ドーピング機構)から、イヤなニュースが飛び込んできました。

中国とメキシコで、食事で食べた肉が、クレンブテロールという薬物汚染されており、それが原因でドーピング検査陽性になってしまった。というもの。
NCM_0352.JPG 
(写真は記事とは一切関係ありません)


wikipediaによると、レンブテロール
呼吸障害の際に充血除去剤や気管支拡張剤として処方される薬物。

喘息のような慢性呼吸障害を持つヒトに対して呼吸を楽にする目的で使用される。
物であるが、
筋肉増強剤としての効果が認められる為、
各スポーツ競技においてドーピングに用いられないよう検査対象薬物にされている。
また、
肉の赤身を増やす効果があることが分かり畜産業界で、飼料に混ぜることが行われた。
しかし、
人体への副作用も大きいため、EUは1988年に、アメリカ合衆国は1991年に、中国は1997年に餌への添加を禁止した。


にも関わらず、いまだ中国やメキシコでは、食肉の飼料にクレンブテロールが混ぜられている事があるようです。

これでは、いくら選手が気をつけていても防ぎようがないですね。
せめて、輸入される食肉に、そういった肉が混入されていない事を願います。


JADAでは
これらの国で競技会に参加する場合には、
「競技会主催団体または国際競技連盟が指定したレストランで食事を摂ること」
また、
「指定のレストラン以外で食事をする場合には必ず多人数で一緒に食事をすること」
を呼びかけています。


心配なのは、これを隠れ蓑にして、クレンブテロールを使用する選手が出てしまいそうな事。
薬物が検出されても、「中国で食べた肉が・・・」って言い訳に出来そうですからね


参考はこちら
JADA(日本アンチ・ドーピング機構)
http://www.playtruejapan.org/

JADAからの注意喚起
http://www.playtruejapan.org/downloads/release/20111216/Attention_clenbuterol.pdf

メキシコサッカー5選手が薬物違反、キャンプの食事が原因か
http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/soccer-others/2805423/7323462



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