山本由伸と今永昇太
身長を理由に活躍を疑問視、との記事もあるようだが
長身の方が有利な中で結果を残しているのは特別な能力を有する証でもある
私見だが懸案は身長ではなく
リードと守備位置
つまりはシステマチックなディフェンスの有無だと確信している
(捕手のリードは野球における組織的な守備のコアだと思っている)
スーパースターは歴史を作ることに多大なる影響を与える
しかし、試合の結果に最も影響を及ぼすのは多くの場合は組織化された守備力
と、私は思う
これは他の多くの球技にも言えるだろう
バスケットボール女子日本代表の素晴らしい守備力に感涙した後だからという訳でなく
私は常々そう思う

テイラー・スウィフトの政治的パフォーマンスがあるのでは、との噂もあったスーパーボウル
チーフス(※)のパトリック・マホームズが
かつてのジョー・モンタナ(奇しくも相手49ersのOB)を彷彿とさせる終盤での勝負強さを発揮
クォーターバック(QB)がMVPになることが多いアメフト
あくまで私見だが、多くの場合
ディフェンス・コーディネーターがMVPなのではないかな、と思っている
どんなに凄いQBが入団しても1人でチームを変えることは出来ないし、ディフェンスが強固でなければ生きない
しかし、凄すぎるコーディネーターはチームを変えれるし、スターQBをスーパースターQBに成長させることが出来る
映画で例えたら
コーディネーターが監督でQBは主演
と思っている

かつてのシアトル・シーホークスのQBラッセル・ウィルソンはチームは勿論アメフトをも変えつつあったと思う
長身の白人、そして走らない選手が圧倒的に多いQBの中で
小柄な黒人で自ら走るウィルソン
2014のシーホークスは画期的だった
QBのウィルソンとエースランニングバック(RB)のリンチが180cm程度と
NFLでは歴代でも異例の小柄な主軸でスーパーボウルを制した
勝負を決めたのは、デンバー・ブロンコスの最強オフェンスを封じた組織化された守備力に他ならなかった
ウィルソンは2014スーパーボウルでペイトン・マニングと
翌2015スーパーボウルでトム・ブレイディと対決
史上最高との呼び声高い両QBと対決した歴史に残るQBだ
2015はQB対決では勝ったとも言えたが、シーホークスは最後の最後に組織化された守備力に敗れている

野球にもディフェンスコーディネーターに該当する役割は存在するはず
コーチは選手の進化に携わるだけでなく、自らも進化するべきもの、と思っている
実はそこが一番懸案
私見だが、山本由伸はリードと守備位置さえ継続的に間違えなければ、15勝&防御率2.9&200奪三振は十二分に上回れると思っている

ちなみに
ラッセル・ウィルソンもカレッジでは超人的活躍をしていたにも関わらず、身長を理由に活躍を疑問視されていたようだ


小柄だが最強のRBマーショーン・リンチ


ペイトン・マニング


今永昇太は本番で出力アップ出来るようだ



戯言だが「チーフス」というチーム名に感嘆した、チーフが何人もいたらまとまらないのでは?と思ったからだ
カンザスシティはロイヤルズは青で不調だが、チーフスは赤で好調なのね