1並びの日に(一昨日だけど)
おもむろに歴史的NFL選手のアジリティーを思い出してしまった
(↓記事中マショーン・リンチの話)



王道と先鋭
どちらが良いか、ではない
どちらも正解
重要なのは「それを意識しているか」だと思う
いずれは、そのいずれも必要となる
(洒落ではない)
スキーにおいても身につまされる

【高校ラグビー決勝】
倒れない者同士の攻防を見ると、疲れて倒れそうだ
私見だが、ペナルティに対する考え方とポイントの作り方にポリシーの違いを感じた

ペナルティに対する考え方
A)レフェリーが誰でもペナルティ取られないタイミングで動き出す
B)ギリギリのタイミングで動き出しレフェリーによって修正する

前者は王道
後者は高等技術、国際戦では不可欠だろう
いずれにせよ、ラグビーでは不平不満を感じないメンタリティーも不可欠だ

(センター(CTB)等の)ポイントの作り方
ステップで交わし切れない場合
A)真っ直ぐ相手(ディフェンスの選手)に当たってポイントを作る
B)それでも小さなステップ踏んでタックルのハードヒットを避ける

前者は王道、BKもFWの強さが必要となる
後者は高等技術、スモールカットバックと勝手に名付けている

NFLのRB(ランニングバック)はラグビーの様にポイントを作る必要もオフロードパス出す必要もないため兎に角前進を試みる
冒頭のマショーン・リンチがスーパーボウルで再三見せた動きに似ている
(リンチはNFL選手の中では画期的に小柄(6フィートに満たず、体重100kgに満たない=日本の大学ラグビーBKサイズ)だが巨人達を薙ぎ倒す如く前進し続けた)
マイボールを失わないならこの動き先鋭だ
かつて関東学院が強かった頃の四宮洋平(桐蔭学園OBで海外挑戦プロ)のステップ、もっと代表で活躍出来たと思う

王道と先鋭
いずれであっても、身体能力を鍛える試みは欠かせない



王道で敗れた時、敗れて尚強し
先鋭で敗れた時、今一度立ち戻ることになる
いずれも進化ロードに点在する

高校ラグビー話


高校ラグビー話