〈第2弾〉名古屋&多治見{やきもの眼福プチツアー}⑥高木典利氏特製「満留寿主人講演皿」生出演 | Atelier la Primavera創造の扉 河合りえ子のブログ

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Porcelain Art
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Fake Sweets Fantasy
美しいものに出会っている時、そこには音楽が流れている
流れる調べの中に織りなす、光・影・風・香り、気配
今此処にある確かな感覚を、描いてみたり、形にしたり
夢中説夢の旅は続く・・・

すっかりご無沙汰してしまいました(^^;)


世の中は

猛々暑の夏 with マスク

猛残暑の秋 with マスク 

お出掛け良いのか悪いのか・・・

カラダにも心にも

ちとしんどい季節でした💦ね

 

しばらく筆を置いておりましたが

気が付けば秋の気配が日に日に増して

ようやく凌ぎやすくなり

家の裏山の虫の大合唱♪を耳にする内に

私もスイッチが入ってきました!
〈第2弾〉名古屋&多治見{やきもの眼福プチツアー}

秋の夜長♪

再び綴り進めていきたいと思います🖌

どうぞよろしく

懲りずにお付き合い下さいませ~💕

**********************

 

 

さて

多治見・美濃国編 ⑤ では

昨年(2019年7月) に引き続き

今回は二度目の訪問

多治見・市之倉「平正窯」

高木典利先生の素晴らし過ぎるパフォーマンスに

歓喜の声を上げ💦感激に胸が震えた事💦等々

綴らせて頂きました。

 

高木典利先生の作品アヤメの花✨

アヤメ✨にまつわるLOVEなエピソードも綴っております↓(*^_^*)

 

 

 

 

思い出されるのは昨年

初めてご訪問させて頂いた時の

心残り・・・のコト


「ランチに行きましょう!」

と次のスケジュールへと移動準備

あっちこっちと

工房の戸締まりをなさる高木先生を尻目に


私は眼福状態&オタオタして

あれ欲しいこれ欲しいと思いつつ・・・


後ろ髪を引かれる思い
工房を後にしたのです

 

そう

女子の永遠の楽しみ{お買い物タイム♪}

無かったのです (T_T)

 

 

 

 

☆彡今回は


二度と過ちは繰り返しません

オタオタしていてはいけない!

 

そう決意して始終

しっかり棚の隅々まで

目を踊らせ&タイミングチェックを

怠らなかった私👀💦💕

 

 

そうして

そのタイミングがやはり

やって来ましたー💦

 

 

「ランチに行きましょう!」


「これ、これとこれです

これも下さい💕お願いします!」

 

工房の戸締まりをする最中の高木先生に
容赦なく切り込んで (バサッ!)


多少、面食らった高木先生
「えっ、・・・こんなの欲しいの?」

 

「はい! 

あと、これもデス(追加)・・・💕」

 

 

 

 

 

そんなこんなで・・・

無事に

お買い物させて頂く事ができました!

(^^)/やりましたぁ・・・

めでたしめでたし

 

 

 

さて

どんなものをゲットさせて頂いたかというと

↓ フフフ♡

 

 

茶碗、湯飲み、大皿小皿、数ある中で

実は私の眼の中に

パカッ!とはまったものがありました
それは

首のない和装姿で正座をする

黄瀬戸らしき置物でした

 

(こっ、これはもしや💦・・・ピ~ン)

 

私の脳裏に浮かんだのは
ちょうど一年前の旅の途中


高木典利先生の罠にハマった

京都・粟田焼は錦光山窯の御子孫

錦光山和雄様一行 (私とミラクル大学院生の3人だけですが 笑) が
操られるままに訪れた「陶都創造館」
多治見商人物語 「陶器将軍 加藤助三郎」展


そこで
始めて加藤助三郎氏の偉業を知りました
明治時代を駆け抜けた
多治見は市之倉の陶業界の巨人・陶器商

満留寿商店の主人です

 

 

✧その時の詳細は是非こちらを覗いて下さいね↓
名古屋&多治見 {やきもの眼福プチツアー}
③「加藤助三郎展」男前です!「㋜の盃」💕

https://ameblo.jp/atelierlaprimavera/entry-12492756738.html?frm=theme

 

 

{加藤助三郎ファンクラブ}

勝手に発足するに至るほど
私は加藤助三郎氏の生き様&人間力

その全てに惚れ込んでしまったのでした!

 


しかも男前~💕

 


 

その加藤助三郎氏自身をモデルにしたのが

何ともユニークな
㋜「留寿主人講演皿」です♥

 


その中に鎮座している

茶わん気迫♡ いっぱいの主人と客人方々が
高木先生の手によりお皿から飛び出し生出演

講演実況中継の如く繰り広げられたのです!

 

 

「あっ💦これは

か・・・(加藤助三郎の)

ま・・・(満留寿主人の)・・・」


「うん、そうそう」

 

まさに
あっうんの呼吸 というのは
こういう事でしょうか

 

棚から降ろした満留寿主人と

向かい合わせで客人たちを座らせ

 

 

「こんな感じです・・・
こんな こんな こんな感じ・・・」

 

 

 

次々ととっかえひっかえ

高木先生お手製の盃、平盃、一輪挿し、ピッチャー等々
首に乗っかるではありませんか💦💦

 

 

私は

㋜「満留寿主人講演皿」

に描かれたお皿の中の

茶わん気迫♥ に酔いしれ

加藤助三郎氏の講演を前にした
客人の一人になったつもりで


また


自分が少女だった頃

リカちゃん人形の帽子や洋服を
とっかえひっかえしては
真剣に遊んでいた
奇妙な無邪気さが蘇るような錯覚を覚え

 

高木先生が次々ととっかえひっかえする
盃を真剣に奇妙な無邪気さ
しばし眺め酔いしれてしまったのでした。。。

 

 

そして選ぶのに迷いに迷い
その中の三客人をめでたく頂いたのでした

 

(T_T)💕 (お買物念願叶う)

 

まるでお抹茶が滴るように

とろりと掛かった織部な客人たち

 


この6月に庭に咲いた紫陽花をドライにして添え
客人を部屋に置かせて頂いていますが

 

丁寧に面取りされた面と

首回りの曲線が憎いほどキュートな客人

 

今でも

眺める度に
その時の・・・


それはリカちゃん人形ではないのですが


私にとっては高木先生が遊んでくれた
盃のとっかえひっかえの場面が


奇妙な無邪気さと一緒に
少女のようになって思い出されてきます✨

 

今、思えば

昨年の加藤助三郎と出逢わせて下さった

高木先生の思惑がなければ

首のない和装姿で正座をする

黄瀬戸らしき置物

に私の眼が留まるコトはなかったのです

ご縁とは・・・

高木先生

感謝に尽きます(T_T)💕

 

 

 

 

 

・・・さて

 

先の画像を拡大してみましたが

お気付きになりましたでしょうか?

 

(^_^)v

 

棚の隅から隅まで目を踊らせ&チェックしていた際

やはりキョーレツに目に留まったものが

他にもありました

 

粘着ローラーが2本刺さった

錆絵を施した志野焼の花瓶 

・・・でしょうか

 

粘着ローラー: 

粘着テープが巻き付いた筒状でコロコロと回転し

カーペット等の掃除に使われるお掃除便利グッズ

最近では、温泉地の脱衣所等でも目にする優れものである。etc..

我が家も必需品として、洗面所に1本配備している

 

・・・さすが高木典利先生

オサレな演出だと溜息ひとつ・・・

 

草花に限らず

粘着ローラーを活けるという発想

美濃国らいい景色に溶け込ませてしまうなんて・・・

凡人には考えもつきません

 

またしても高木先生に

1本

いや2本取られた思いです💦 

 

もしや

私が後ろ髪を引かれる思いで去った後

失礼ながら落とした長い髪の毛の数本が

この粘着ローラーを操る高木先生により

コロコロと絡み取られてたのではないかと察すると

恐れ多き恐縮の思いでございます

脱帽

m(_ _)m♡💦

 

 

 

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〈第2弾〉 
名古屋&多治見{やきもの眼福プチツアー}

美濃国多治見編

⑦につづく・・・