休日にヒキガエル・カルテットにちょっかいを出そうと、ケージ(グッドロック)を覗いてみると、異変があった。
ナガレヒキガエルの勇魚(イサナ)くんの肌が白くカサカサしていたのだ。
勇魚を迎えて二ヶ月ちょっと経過し、このような症状は初めてであった。
脱皮の予兆だとは思いつつも、不安は残った。
ニホンヒキガエルの冬将軍、ミヤコヒキガエルのマグマの脱皮は見たことはあるが、このように白くなることはなかった。
皮膚病の可能性を考え検索してみたが、このような症状は見つからなかった。
因みに、勇魚は、迎えた当初は「メスかも？」と思っていたが、どうやらオスらしい。
前足のタコが鮮明になってきたし、活発で負けん気が強く、面構えも凜々しいので、オスっぽいのだ。
翌日、勇魚の様子を見ると、綺麗な緑色に戻っていた。
どうやら、白い皮膚は脱皮の予兆で、夜のうちに脱皮を済ませたらしい。
私はホッと一安心したのであった。
目の上に脱皮不全が見られるので、水に濡らして剥いてあげよう。
はい、綺麗になりました。
ナガレヒキガエルはニホンやアズマとは異なり、このグリーンがかった色が美しい。
しかし、この数日後、私が剥いた目の上の部分だけ、火傷のように変色したのである。
しっかりと湿らしたはずだが、皮膚の負担になったのだろうか。
その後、また脱皮し、すぐに元に戻ったのだが、なるべく自力で脱皮して貰った方が良いのかもしれない。
脱皮不全にならないように、充分に湿度を保つことが重要である。
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