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H+13 ARCHITECTURE & ASSOCIATES

京都在住の週末ケンチクカ、H+13の活動ブログ。
建築とアート、時々水平式クレーン。


いわさきちひろ

ちひろ美術館に行ってきました。
内藤さん会いに。

やはり安曇野を見てからだと、
物足りない。ってか仕方ないが。

しかし、全面バリアフリーで作られており、
入り口の床まわりは綺麗に収まっていました。

あと、美術館っていうよりは、
人のうちのギャラリーに来てる感じで。楽。
展示室で普通にソファーに座って、絵本が読めるし。

建築空間はそれだけでも価値(東京カテドラル聖マリア大聖堂とか)
があるものもあるが、
人々に使われて、初めて価値を高めるものがあると思う。
安曇野の図書館と美術館と公園の中間のような感じもいいし、
この友達の家のギャラリーみたいな感じもいい。
ハードだけでなくソフトもうまくいっている建物は意外に少ない。

それにしても、いわさきちひろは
よかった。
色とタッチがホントきれいで。
子供にはぜひいわさきちひろの挿絵の絵本を。


東京行ったついでに行ってきました。



グレゴリー・コルベール。
こいつはやばかった。
ホントに鳥肌ものです。

神とか聖とかあまり信じないたちですが、
そこには、ありました。
言葉にならないモノが。
展示空間にまで、
その静謐さが伝わって来てました。

坂さんのノマディック美術館が
できたら絶対行きたいです。
楽しみが増えました。

アートコンプレックスに修士設計展を見に行ってきました。

ここは、以前展示会したことがあったし、好きな場所です。

うちは論文なので、羨ましい限りです。

手描きからパソコンに移行していたので

表現自体は、甘い感じでしたが、強さは感じました。

その中で、好きな作品を一つ。

敷地は大徳寺孤蓬庵。

一枚の壁が、絶えずそこにあった風景を顕在化する。

”未完の風景が見せる風景は「向こう側」の風景である”


常々思うが、日本の都市空間は貧困だと思う。

児童公園の隅で、コーヒーを飲むサラリーマン。

コンビニにたむろする若者。

いかに商業空間として成立してても、

都市は、その残余受けるだけに過ぎない。


建築を携わるものは、

少なからずその答えを提示しなけば、ならないだろう。

個別の建築ではなくて、その先の風景を。

僕にできるだろうか...


ちょっと散歩ついでに、
春を見たくなったもので。



コレクション展の割には、
テーマがちゃんとしてて、よかった。

「待つ」の表現の中に、
期待・苛立ち・示唆・憂い・芽生など
様々な想いが込められていた。

特に上村松園の女性の
待つ雰囲気は、
可憐で、寂しげで、美しかった。

私は人物画は、あまり好きではなく、
モナリザやビューナスの誕生を見た時でさえ
さほど感銘を打たれなかったが、
これには、心を打たれた。
うまく言えないが、
じわじわ浸透してきて、
胸があったかくなって、
平仮名で、「きゅん」ってする感じ。

全体的には良くないものもあったけど、
行ってよかったと思える展示会でした。




ちょっと谷口吉生のエントランスを見たついでに、
行って見ました。


保存状態がかなりいいことにびびった。
NHKの内部映像がかなりかっこよかった。

当時の京都の絵師が総出で描かれたもので、
京都狩野の山楽や四条円山派が多かった。

見ごたえはあったけど、
個人的には好きな作品と嫌いな作品と分かれた。

ついでに、曽我蕭伯の本も買ったしまった。
やはり、こっちの方が好き。




最終日だと思い出して、行ってきました。
スフェラへ。

月の満ち欠け辻村久信の10年

京都から世界へ発信している、辻村久信の個展。
会場構成もしっかりやったみたいで、
パンフレットに会場の模型写が載ってたし。

家具、図面、写真、マテリアル、映像と
空間が分かれてて、
量、質ともに満足な展示。
ただ、見せる展示ではなくて、
魅せる展示になってたのが、残念。
映像や写真が見づらかった。

映像で、デザインとは繋げること、仕切りに言ってた。
当たり前のことだと思うが、
ミョウに説得力があったような。
sou souとか知恩院三門亭とかはその通りだし。
大衆食堂は、コジツケのような気がしたが。

行ってるお店で、
意外と辻村さんのって
後で気づくのが多い。
LOOPとか、Red Rubber Ball Cafeとか、IRREGULAR VERBとか。
やはり、結構京都で作ってはるのね。





ちょっと東福寺へ。
重森三玲に会いに。



方丈南庭

冬の夕方の長い影が、綺麗。
季節外れなので、人もいなく、一人占め。
軒が深い感じがいい。




方丈北庭

有名な市松模様のアートなお庭。
やっぱり、うつくしい。
ちょっと苔がモコモコしすぎてたのが残念。




龍吟庵方丈南庭

方丈は最古のもので国宝。
南側と北側が同じ大きさとなっていることからも、
時代がうかがえる。

庭は無を表しているらしく、
白砂が敷いてあるだけ。
ありちゃありかな。




西庭

これが一番有名な庭。
見ればすぐ分かるが、雲海と龍を表している。
少し直喩的だが、思い切った感じは嫌いではない。




東庭

小豆色の庭。知らなくて、びびった。
狼に追われる幼少の自分を表しているらしい。
庭ではなくアートとしては、ありかな。


以上、すべて三玲の作庭だが、
どれも個性的で、庭を領域を広げたと言える。
個人的には、庭としては成就院の庭とかが好きだが、
作品としては、三玲の庭は美しいと思う。









散歩ついでに、南禅寺へ。


南禅寺金地院

二、三年ぶりに行ってきたけど、
良かった。癒されました。

写真は方丈からみた鶴亀の庭。
小堀遠州の作庭。
奥に見える古木がかっこ良かった☆
400年ものらしい。

方丈は、シンプルな作りのわりに、
格子や欄間の意匠が繊細で、いい仕事をしている。
また、狩野探幽や長谷川等伯の
襖絵があり、見所は多い。

とは言っても、メインはやはり八窓席。京都三名席の一つ。
窓、格子、天井、床。
すべてが凝縮し、収まっている。
すごい好き。
マジ入りたい。

天井は、敬遠される床刺しになっていたが、
僕には関係ないし。いいものはいい。

ことし一発目ですが、
去年UPできなかったものを。



成就院

の前の池。
中は写真不可なので、
載せれませんが、
立体的な庭になっている借景式の庭園。
この規模の庭園ではピカイチで、
一番好きかも。
清水寺はわんさか人がいるのに、
こっちは少なく、静かで心地よい。
水琴窟の響きには癒された。




東求堂

今さらですが、やっと行ってきました。
張り切って朝八時半に行ったのに、
十時からしか入れず、普通に観音殿を眺めていました。

与謝蕪村、池大雅の絵は目に入らず、
早く同仁斎をと。
キました。始まりの地へ。
痺れました。
写真の通り、自然の掛け軸がありました。
ホント出会えてよかったです。




上醍醐

の紅葉。
三宝院は写真不可なので。
三宝院庭園は、でかくて盛りだくさんな庭。
派手好きの秀吉っぽい感じ。
でも、下品な派手な感じではないので、
意外と好き。
でも、奥宸殿の書院が一番よかったかな。




角屋

やっと行ってきました。
二階は写真不可なんで。

見てきました立体格子。
普通にびっくりしましたが。
それぞれの部屋のしつらいが色々あって、
見てて楽しかったですね。
揚屋の文化に想いをはせて、
飛ぶことができる空間でした。
ブルーグレーの九条土壁が素敵でした。
あと、螺鈿の壁とか、応挙の絵とかもあって、
楽しい一時でした。


四月から東京なので、
行けるだけ行こうっと。








都路華香

都路華香展に行ってきました。

幼いときから、四条円山派の画風を学び、
幸野楳嶺を師事し、四天王と言われた人物。

応挙が好きだし、家からも近いし、
この絵のポスターもよかったので、ふらりと。

波のモチーフとか面白いし、
大胆な構図もよっかた。
けど、心には響かなかった。

私は、あまり絵とか、庭とか詳しくないので、
とりあえず、主観で判断する。

そこに、歌や色を感じるか?
感情を飛ばしてくれるか?
それに尽きる。

その点は、古川日出男はすばらしい。
この人の文章は、
時に、鮮やかに色を染め、
歌を奏で、意識を飛ばしてくれる。
日本語の最たる使い手の一人である。