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H+13 ARCHITECTURE & ASSOCIATES

京都在住の週末ケンチクカ、H+13の活動ブログ。
建築とアート、時々水平式クレーン。



アルヴァロ・シザ・ヴィエイラ。

ポルトガルの巨匠。

プリツカー賞ももらっている。


この人の建築はヴィトラしか見たことないが、

写真のイベレ・カマルゴ美術館の飛び出したスロープ部分や

ポルトガル万博のポルトガル館の大庇などは

よさそうな空間を作っていると思った。


シザは、白い建物も多いが、

今日本で作られてる意味の無いしろとは根本的に違う。

それは、モダニズムの白ではあるが、

ポルトガルの白だと思う。



日本の白。

塗りたくられたしろやピカピカの金属のしろでは無いはず。

もっとやわらかい障子のようなしろもあるはずなのに。


面白くない真白い建物や同じようなガラスカーテンウォールのビルが

立ち並ぶ風景は、どうにかならないものか。

日本の色をもっと大切にすべきだと思う。









建築とファッション。

多くの類似点があるとは思う。


私も高校の時、お遊び程度の服をつくっていて、

建築の方にシフトして行ったので、

素材、形態、用途、耐久性等

スケールは違うにしろ、リンクする部分は多い。


しかし、展示となるといささか無理がある。


ファッションが実物やショーの映像に対して、

建築は図面と写真で、あまり比較にならない。


図録だと、両者が写真として並列になるから、

違和感は無く見えた。

そういう割り切った展示でもよかったと思う。


ただ、個々で作品は面白く、

写真のスコット・コーヘンのパースがしびれるし、

フセイン・チャラヤンのアフターワーズの

家具を着ていくコレクション映像は、面白かった。


あと、高校のとき好きだった

ヨシキヒシヌマの服があったので、ちょっとびっくりした。









打ち合わせの帰りに、毎年恒例のADC展を見てきた。

原研弥、佐藤卓、佐藤可士和等今一線で活躍されている人作品が見れた。


今までは、メディアを通してしか見たことが無かったので、

なかなか興味深くみることが出来た。


大賞はSOFT BANKのものだった。

0円広告は過剰広告だったと思うけど、

その後のメディア戦略はさすがだと思う。


有名な人を使いつつ、シンプルな広告展開をしてたし。

新規契約者が、一位になったのも頷ける。


やはり、こういうプレゼンで商品価値は大きく変わると思うと

大きな影響力だとつくづく思った。


写真は佐藤可士和のユニクロ。

この人のデザインはやはり目立つけど、

なんかカッコつけてると感じた。


仕事の流儀に出てたときは、

「かっこつけていてカッコ悪い」と言われて、

それから、商品をデコレ-トするのでは無く、

そのものの本質をつかむのが、俺たちの仕事だといっていたのだが、

実際は、まだカッコつけてる感は否めないと感じた。

それでもやはり商品価値を上げているので、プロなんだと感じた。







仕事


今、仕事は三つの物件を抱えている。

保育園と事務所と寄宿舎。

あと、今月にもう一つ保育園の物件が入ってくるらしい。


三つともなかなかスムーズに進まず、足踏み状態。

早く進まないと、実施が重なり、まわせなくなる。


で、今日はいい樋を見つけた。

支持具を見せないで、

バンドレス仕様で設置できるアルミ製縦樋。

積水化学工業のアルミライン。


これなら、樋としてではなく、

エレメントとして、ファサードをコントロールできる。

しかも、アルミはたわみが少ないらしいので、

金具は3mピッチまで飛ばせるらしい。











マサリク1


プラハ・マサリク駅。

プラハの中心街にある駅で、通勤列車の発着が多いらしい。


透明な切り妻が三つ並んでいて、現代的な趣きがある。

しかし、内部はレトロな造りになっていて、時代を感じる。


日本のように、照明や広告が空間を邪魔してないので、

すっきりした印象を受ける。

やはり、プラハのレベルは高い。


メイン駅の大空間の駅舎より、

このくらいのスケールの方が日本にはあってる気がした。



マサリク2




廣村正彰って名前は知らなかったが、

この人が作ったサインは見たことがある。


ビックハート出雲、公立はこだて未来大学 、

東雲キャナルコートCODAN、丸ビル 、心斎橋そごう、横須賀美術館など。

びっくりしたことに、写真の北千住の丸井の食遊館もやってた。

どおりで、かわいいはずだ。


この前まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで展示会をやってたから、

会社抜け出して、行けばよかった。残念。



駅のサインとか、経路が複雑なのは分かるが、

サインまで雑多で、分かりにくい。

こんな外部のデザイナーとか一緒にできたらいいとは思うんだが...


そう、ルミネのバーゲンのサインもかわいい↓




ポーランドの第二の都市。古都クラクフの中央駅。



これは、駅前広場。夜は床面の強化ガラスのライトが光る。

駅舎自体は昔のものだが、この奥にプラットフォームがあり、

隣の駅ビルの地下からアクセスする。


かなりそっけないが、大きな地下通路だから、

日本の地下のように、圧迫感は無い。


この駅が面白いのは、立体的な構成になっていて、

プラットフォームの上が駐車場になっていたり、

バスターミナルが二階レベルにあったりと、増築の結果だとは思うが、

なかなか興味深い構成になっている。




これが、駅ビル。2006年に出来たらしい。

ワルシャワもそうだが、駅ビルは近代的で、金をかけたつくりになっている。

個人的には、紫のチョイスがいい。





駅でも整理してみることにした。  


ワルシャワ中央駅  


1975年に、アルセニウシュ・ロマノヴィッチの設計で現在の駅舎が完成した。共産党政権下の各国でみられる建築様式である。大きな駅舎だが、乗車ホームは地階にあり、駅の1階と2階には切符売り場や様々な店がある。地階のホームは4本で、8番線まである。地下道を通じてワルシャワ地下鉄のホームと結ばれている。 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


この大空間と素気ない雰囲気が個人的には好み。

(サインや誘導ブロックの規定が無いからだとは思うが。)

あと、日本だとどうしても明るい駅にしなくてはならないが、

ここは、空間に翳りがあり、締りがある。


日本こそ陰翳礼讃の美学があるはずなのに、

白く明るいだけの家やガラスのカーテンウォールのビルが乱立する。

50年後か100年後、これらがどんな醜態を見せるのだろうか。

でも、どうせ、また壊し、次の流行の建物を作り続けるだけだろう。


「建築は例外なく未来の時間に向けて作り出される。

 そのよく分からない、未来の欠片を拾い出し、

 建築を組み立てて行かなければならない。

 つまり、建築は未来を遡る、という逆説を内包する。」

と、内藤廣が言っていたが、

私もできれば、時間と強度をもった、未来の風景を造りたいと思った。











スケッチ・オブ・フランク・ゲーリーを見ました。

退屈でした。

眠くなって、寝ました。

高い昼寝になりました。


腹が立ったので、
帰りに表参道ヒルズとリスン青山に行きました。
やはり青山辺りは歩いてて楽しい。
雑貨屋さんや服屋さんがちょこちょこあるし、
そこまでごちゃごちゃしてないし。

表参道のMVのビルが今工事してるから、
出来たら行こう。








今日は打ち合わせの帰りに銀座に寄って来た。
前から行きたかった坂茂のスウォッチのビルを見てきた。

普通に好きな空間であった。
ショーウィンドウがEVになっていてそのままその店舗まで行けるのは、
面白いし、新しい都市との関わり方を示している感じがした。

オメガ等を含め、そのくらいの時計の店舗に行くユーザーの価値観を考えれば、
こういう形式も、ありなのかなぁ~って感じはする。

一階がいい空間だけに、もう少しカフェとか、
一般の人々が溜まれるアメニティが用意されていれば、
受け入れやすい空間になったのではないかという気がした。