PIW初日夜の部鑑賞と渋谷「タロス」の夕食 | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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一昨日(4月27日)は、『プリンスアイスワールド2024-25』初日夜の部を観るため、新横浜のKOSE新横浜スケートセンターに出かけた。私が初めてPIW(プリンスアイスワールド)を観たのは2012年春。それ以降毎年うかがっていたが、コロナ禍で3年抜け、昨年久々うかがったさい、PIWチームの進化と構成・演出・振付のすばらしさに感動すら覚えた。

 

ちなみに、「プリンスアイスワールド」は1978年に誕生した日本初のアイスショー。45周年を迎え、数あるアイスショーの中でも老舗となった。

 

今期のテーマは「A New Progress BROADWAY ROCKS!」(構成・演出:菅野こうめい、スケーティングディレクター:佐藤紀子、佐藤恭子)。以下、一昨日のプログラム順(間違いがありましたら、どうぞお知らせください)。これから横浜公演、東京公演、鹿児島公演をご覧になる方は、ネタバレしますのでお気をつけください。

 

<第1部>

 

◆Jesus Christ Superstar

〇Superstar PIWチーム、

〇Heaven on Their Minds PIWチーム

〇I Don’t Know How to Love Him PIWチーム

 

●島田高志郎「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」

 

◆LONDON ROCKS

〇Ex-Wives  PIWチーム

〇Pinball Wizard  PIWチーム

〇Electricity  PIWチーム

 

●中田璃士「Someone You Loved」

●山本草太「Beat It」

 

◆ROCK KIDS

〇Mama Who Bore Me  PIWチーム+キッズスケーター

〇The Bitch of Living  PIWチーム+キッズスケーター

〇Totally F✿✿✿✿✿ PIWチーム+キッズスケーター

〇You’re in The Band  PIWチーム+キッズスケーター

 

●田中刑事「オペラ座の怪人」

 

◆ACT-1 FINALE

〇American Idiot  PIWチーム

 

(休憩20分)

 

<第2部>

 

◆R & R PARTY

〇Good Morning Baltimore PIWチーム+灰田しょうこ

〇You C’ant Stop the Beat PIWチーム

 

●樋口新葉「Herald of the Change/Worm Ride/Harvester Attack」

 

◆THEME FOR LGBTQ

〇He’ My Boy PIWメンバー

〇Land of Lola PIWメンバー

〇You Will Be Found  PIWチーム

 

●村元哉中&高橋大輔「Symmetry」

 

◆POPULAR

〇Der letzte Tanz  PIWチーム

〇Out There  PIWチーム

〇Bohemian Rhapsody  PIWチーム+石井一孝

 

●荒川静香「竜とそばかすの姫」

●宇野昌磨「See You Again」

 

◆FINALE PARTY

〇The Time Warp  PIWチーム

〇Footloose  PIWチーム

 

◆Meet & Greet 全員

 

昨年もまったく同じことを感じたが、『プリンスアイスワールド2024-25』は、構成も、演出も、振付も、衣装も、何もかもが素晴らしかった。PIWチームのメンバーのひとりひとりが輝いていたし、リーダーの小林宏一さんの頑張りも感動的だった。キッズのコーナーでは教師役を演じ、美しいダブルアクセルも披露した。

 

シンクロナイズド・スケーティングも驚くほどの上達ぶりで、PIWチームの底力を感じた。

 

ゲストスケーターの演技は、2006年のトリノオリンピックで金メダルに輝いたベテランの荒川静香さんから、2023年12月のジュニア・グランプリファイナル(北京)で初出場初優勝を果たした中田璃士選手に至るまで、8組すべてが魅力に満ち溢れていた。

 

(とある記事で、一昨日のゲストスケーターの年齢がすべて記載されたものがあり、あらためて驚いた。以下、ご参考までに。)

 

荒川静香さん(42)、高橋大輔さん(38)、村元哉中さん(31)、田中刑事さん(29)、宇野昌磨選手(26)、山本草太選手(24)、樋口新葉選手(23)、島田高志郎選手(22)、中田璃士選手(15)。

 

一昨日とりわけ印象に残ったのが、山本草太選手と「かなだい(村元哉中さん&高橋大輔さん)」。最近の山本草太選手は、これまでの彼のイメージからは想像もつかないような、ワイルドかつセクシーな演技でも魅せる。一昨日は黒い衣装で鮮やかなステップやジャンプを披露しつつ、南のアリーナ席で衣装の襟元を開け「肌見せ」をして客席をキャアキャア言わせていた。(笑)。

 

「かなだい」のプログラムは、二人で作ったという新プログラム「Symmetry」。名前のコールで会場のボルテージが最高潮に達した後、水を打ったような静けさとなり、観客がこの新プログラムを見守った。

 

高橋さんが振付をすること自体けっこうレアだが、村元さんとの共同作業は充実の時間だったに違いない。「かなだい」の魅力が詰まった、美しく、格調高い新プログラムは最高だった。

 

かつてPIWには、スケーターと直接話したりプレゼントを渡すことのできる「ふれあいタイム」というものがあった。コロナ禍を機になくなり、「Meet & Greet」として昨年復活したものの、今回「アリーナ1・2列目限定」「会場の売店で売っている花のみ渡すことができる」という規定があったため、南アリーナ3列目だった私は参加できなかった。でも写真撮影はOKとのことで、遠くから写真を撮らせていただいた。(あまりよく撮れていなくて、すみません。)

 

フィナーレ後の出演者紹介のシーンと「かなだい」、中田璃士選手。宇野昌磨選手。「オペラ座の怪人」の特殊メイクで右目の周りが黒い田中刑事さん。山本草太選手はファンの要請で次々とポーズをとってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終演後、新横浜から東急新横浜線急行「志木」行に乗り、乗り換えなしで渋谷に出て、夫と待ち合わせて夕飯を食べた。うかがったのは駅から徒歩1本の「タロス」。お気に入りのサルデーニャ料理の店だ。

 

まずはビールで乾杯。5種前菜(マグロ、砂肝、つぶ貝、ぶり、さば)。スペイン料理ともフランス料理とも違うタパスはどれもおいしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貝類のフレーグラ。パスタの一種。ほかの店ではめったにお目にかかれない。白ワイン。

 

 

 

 

 

自家製ソーセージ。いい味。赤ワイン。大満足の夕食になった。

 

 

 

 

 

PIW横浜公演は5月5日まで行われています。これからいらっしゃる方は、どうぞお楽しみください。スケーターのみなさんは、千秋楽まで怪我なく頑張ってください!(注:ゲストスケーターは4月27、28、29日と5月3、4、5日では異なりますので、公式HPなどを参考になさってください。)