フランス滞在5日目で疲労困憊になる | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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今回の旅行で、航空券を安くするために――約10万円安くなりました!――フランスでのストップオーバーを選択した私。でも、パリでじっとしていたわけではなく、ノルマンディー地方のオンフルールまで一泊旅行をしたりしているので、本当に安く上がったのかどうか、怪しい。(笑)

 

それにしても、フランス滞在5日目の昨日、2月4日(日)は本当に疲れていた。

 

そこで、ランチは餃子とラーメン、焼きそば、トンカツなどの日本食を食べて元気を出そうと考えた。向かったのは、オペラ座近くの日本料理店ひしめく界隈。でも、またしても地下鉄の「週末工事」の壁にぶちあたってしまった。

 

日本だったら、JRや地下鉄が動かない場合、もっと徹底したアナウンスがされると思う。パリでも、若干の掲示が出ているが、掲示そのものがいい加減で、時間も日にちも間違っているし、そこに書かれていない線も止まっていたりする。

 

昨日も、「日曜日の午前12時までは、以下の地下鉄は工事のため動きません」と書かれていたので1時過ぎに食事に出かけたのに、まだ止まっていた。

 

(あ~あ。)(笑)

 

仕方なく迂回経路を通ってオペラ座へ。途中、地下鉄の通路にイスラエル・ガルバンのポスターがたくさん貼られていて、嬉しくなった。

 

 

 

 

 

まず、最初に向かったのが日本料理屋「きんたろう」。メニューが豊富で安いので、昔からけっこうひいきにしている。でも20人ほど並んでいたのであきらめた。そして向かったのが「北海道」。ここは3人しか並んでいなかったのでラッキーだった。しかも、夫とパリに来ると、「この店はソース焼きそば以外のものに魅力がない」と言って入ろうとしないため、一人の時はチャンスなのだ。

 

 

 

 

 

順番はすぐに来た。私の前の3人と相席の8人席に案内される。40席ほどの店内は超満員で、日本人は私だけだった。そしてスタッフも、おそらく日本人は一人もいない。

 

頼んだのは生ビール、(ソース)焼きそば、焼き餃子。焼き餃子は他のものと組み合わせると50サンチーム安くなるので、ほとんどの人が頼む。

 

 

 

 

 

 

久々のソース焼きそばに大感激だった。本当にこの店はいい味だ。パリでソース焼きそばが食べたくなったら、ぜったいお勧めです! 餃子の方は、皮が塩辛くて少々残念だった。「王将」の方が好きかも。(笑)

 

他にこの界隈の和食店をのぞくと、高級店「口悦」は数組のお客さん、「ひぐま」は20人ぐらいの行列、「十兵」も数人の行列があった。「サッポロラーメン」はいつも入りそこなってしまうが、けっこう気に入っているので、次回はこの通りを反対側から回って入る予定。(笑)

 

帰りは、また地下鉄で迂回するのが嫌だったので、オペラ座通りの「MONOPRIX」近くのバス停から27番のバスに乗った。セーヌ川を渡りカルチェ・ラタンに向かうこのバスはよく利用したものだ。

 

午後は休息。和食の力もあって少しずつ元気が回復してきたので、連絡業務をしたり、書きものをしたりしてホテルで過ごした。

 

さて、パリ最終日の夕飯をどうしようか考えたが、あまり遠くまで食べに行く気もしない。そこで、住んでいた頃によく行ったクレープリーに行って、ガレットを食べることにした。ここならホテルから徒歩5~6分だ。

 

お店の名前はたしか「カネット」だったはずが、「crêperie du clown(ピエロのクレープ屋)」になっていた。そして、かつていた冗談ばかり言うオジサンはもういなくて、かなりしゃれた店になっていた。

 

 

 

 

 

フランスでは量が多すぎて毎回苦しんでいたので――スペインも普通にレストランで食べれば多いですが、タパスという手があるので助かります――、一番シンプルなものを選んだ。ハムとチーズと卵のガレットと、グリーン・サラダ。でも決して少なくはない。(笑)辛口のシードルをデカンタで追加。

 

 

 

 

 

 

 

最近は、ガレットというとモンパルナスの「ジョスラン」ばかりだったが、「crêperie du clown」もなかなかいい。また来よう!

 

というわけで、出発の今日はもう食べ歩きも出来ないので、ガレットが食べられてよかった。焼きそばとガレットのおかげで、心なしか疲れも少しずつ取れてきたように思う。

 

店を出ると、目の前の花屋兼食料品屋で色とりどりのチューリップが売られていた。春は近い?