『オーセンティック・フラメンコ』鑑賞@インスティトゥト・セルバンテス東京 | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

ブログの説明を入力します。

昨日は、スペイン大使館のご招待をいただき、『オーセンティック・フラメンコ』初日を鑑賞した。以下公演の概要。

 

『オーセンティック・フラメンコ』

日時:2023年9月13日(水)~17日(日)

会場:東京・市ヶ谷「インスティトゥト・セルバンテス東京」アウディトリオ

出演:

パウラ・ロドリゲス(踊り)

ホセ・エル・エスカルピン(踊り)

アンヘル・フローレス(ギター)

アントニオ・ヒメネス(ギター)

ホナタン・レイエス(歌)

ホセ・デル・カリ(歌)

フアン・アマジャ(パーカッション) ※資料によってはセサレオ・モレノ・プラントンと書かれているものもあった

 

以下は昨日のプログラム。間違いにお気づきの方はどうぞお知らせください。

 

●挨拶 スペイン大使

●挨拶 インスティトゥト・セルバンテス東京館長

●挨拶 マドリード王立劇場芸術監督

●オープニング「ファンダンゴ・デ・ウエルバ」 全員

●ギターソロ

●カンテソロ「タランタ」

●「タラント」 パウラ・ロドリゲス

●「ソレア・ポル・ブレリア」 ホセ・エル・エスカルピン

●カンテソロ「ビダリータ」

●「カンティーニャス」 パウラ・ロドリゲス

●フィン・デ・フィエスタ「ブレリア」 全員

 

公演はまだ続くため詳細については避けるが、観客を楽しませる要素が満載のフラメンコ公演だった。

 

パウラは「カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバル2021」で「エル・デスプランテ」賞を受賞している。そのため、ギタリストのレバンテ系のソロに続き、カンタオールの「タランタ」が始まると、私自身も大いに緊張が高まった。でも「タラント」で登場したパウラは、アッと驚くような衣装を着て、小物を手にしていた。すなわち、グリーンの美しいアバニコを手にしていたのだ。次々に繰り出されるアバニコのテクニカ。えくぼで閉じたり、途中で放り投げてキャッチしたりもした。大きさや色も次々変わり、最後はミニサイズになって、客席を笑わせた。

 

「カンテ・デ・ラス・ミナス国際フェスティバル2021」の「タラント」とは大きく違っていたが、楽しかった。

 

ホセ・エル・エスカルピンの身体能力には舌を巻いた。足が速過ぎる!

 

マントンとバタ・デ・コーラの「カンティーニャス」もテクニカに圧倒された。

 

こちらの写真はカーテンコール。

 

 

 

 

 

終演後は、レセプションにお邪魔させていただいた。バイラオールの永田健さん、昨年11月に出版した『アンダルシア夢うつつ――南に着くと、そこにはフラメンコがあった』でお世話になった白水社編集部の杉本さん、同じく白水社のスペイン関係書籍担当の金子さんなどとお話がはずんだ。写真は金子さんに撮っていただいた。

 

 

 

 

 

カバや赤ワインとともに「メソン・セルバンテス」のタパスもいろいろいただいた。昨年の出版記念会が思いだされる。館長のアンドレスコさんとも久々お会いして、ハグしたりベシートしたり。写真も撮っていただいたのですが、公式カメラマンの方だったので私の手元にはありません。(笑)こちらの写真は昨年の出版記念会でのもの。中央がアンドレスコさん。撮影:大森有起

 

 

 

 

 

永田さんといっしょに、パウラさんとミュージシャンと記念撮影。アバニコ話では大いに盛り上がった。

 

 

 

 

 

彼女は日本が気に入ってしまい、今週いっぱいの滞在というのが残念でならないそうだ。ちなみにラーメンが大好きとか。(笑)日本の次はオーストラリアとアメリカにも行くそうなので、お体に気をつけて頑張ってください!

 

一足先にレセプション会場を後にすると、正面入り口にミュージシャンとバイラオールのホセさんたちがいらした。タバコタイムかな? 公演について一言二言話し、彼らとも別れた。

 

エネルギーをたくさんいただける公演でした。これからご覧になる方は、どうぞお楽しみください。