バーテンダーと飲食店のマネージャーは、まったく別の仕事。

バーテンダーは1人前になるのに、すごく多くの時間を要します。
自分も10数年携わって、最後まで1人前になれた気がしない。
主観、この仕事に携わること自体、ライフスタイルというか、
その人の生き方が、そのまま反映されるような職業なのですよ。
おそらく一生取り組み続けることが必要なんじゃないかと。
そもそも、最低限の半人前に辿りつくのだって時間がかかる。

マネージャーという仕事は、またちょっと観点が違う。
いわゆる事務処理能力、各種管理責任といったベースは、
ある程度の意識と時間で、誰もが持てる。はず。
それに加えて、チームビルディングとタイムマネジメント。
仲間を率いて、各々の最大限のチカラを発揮させ、
日々、先読みと逆算のプログラムづくりができること。

別に、どちらかの仕事を上下に見たりするって話ではないですよ。

BARも、もちろん飲食店である以上、この2つの仕事を、
明確にわけて取り組めるかどうかってのが、すごく大切なのです。
ここを混同すると、多くの矛盾や悩みを抱えることになる。

新入社員をたくさん迎える時期だからこそ、
毎回、最初に伝えることのひとつ。

まずは、1人前のバーテンダーになる。
そして、マネージャーを目指す。

はい、やめてください。そこ、別の話だから。

どちらかの出口に、どちらかの入口が繋がってるんじゃなくて、
実は二つの入口は、ほぼ同じところにある。少なくともウチでは。
であれば、同時に進むのが最短距離。
ひとつのことに集中したいは、キャパを広げられない言い訳。

勤続年数に関わらず、マネージャーに就任できる。
でも手を上げなきゃいけない、時には上げ続けないといけない。

2つの仕事は、直列ではなく並列であることを理解し、同時進行する。

という話。
GWが終わり、下北沢FGも無事オープン。10店舗揃い踏みで5月に取り組もう。
今週は、FGで現場勤務と、ブラッシュアップへの着手、それと採用かな。

日曜日、亀田兄弟が揃って勝利、そういえば、ボクシング観戦してないな。
午後に私用が入っていたので、午前中と夜間にデスクワーク。1週間の構想決める。

月曜日、アイスクリームの日。昨日、ナカメの31に行列できてた。なんでだろ。
午後から下北沢、商品開発の岩崎君と打ち合わせ、今はほとんどがFG絡み。
その後、採用面接を2つやって、そのままFGの現場勤務を深夜まで。

火曜日、5/10は、三鷹晩餐バールが前業態(voyage)から晩餐バールになった日。
午後に下北沢FG、採用面接が3件。それにモルトの試飲と商談など。
夜は、現場勤務。だいぶ店に慣れてきました、ここからブラッシュアップだね。

水曜日、埼玉県で生食肉取扱業者に届出制導入。独自の衛生指導方針へ。ふむ。
夕方に私用を挟んで、本日もFGの現場仕事、初のパーティーもあって、着々と。

木曜、ビール上場3社が業績予想を開示せず。消費動向、不透明で致し方なしと。
早朝は池袋で学校の先生、宇田川と下北FGを例に、場としての飲食店の話など。
ちょっと体調を崩し気味で、予定を変更しつつ、FGでの現場仕事のみ優先。

金曜、ペッパーフードが高級業態で、ワイン持込無料開始。狙うは環境の創出。
午後は下北沢で採用面接を3件、その後現場勤務も、引き続き体調不良。いかん。

土曜、ゼンショーがマックを抜いて売上高日本一。首位交代はいつ以来だろ。
午後は店長ズから週間レポート、その後、下北で真嶋MGRと打ち合わせがてら食事。
夕方に宇田川、アロマセミナーを受講して、再び下北でFG勤務。お疲れ様。
今週は新規1件含む、2店舗に行ってきました。

new!
・KHAMSA(中目黒)
目黒川沿い、中目の駅から5分くらい。渋谷方面に歩いて左手ビル5Fのビストロ。
窓がたくさんある飲食店は、夕暮れから夜に移り変わる感じがいい。
運営は、雑貨やインテリアのショップ展開とレストラン事業3店舗のunico。

・ベルベット(下北沢)
下北南口から茶沢通り、代沢三差路を右折して、右手路面店のBAR。
カウンターとサロン風なテーブル席。酒の取揃えはオーソドックス。
フェアグラウンド初期を支えた中村氏がオーナーバーテンダー。老舗です。
下北沢フェアグラウンド、リオープンから1週間が経過。

ビジネスから見た「出店」という経済行為が、
かつて経験したの無い、先行き不安定状況が続いたままの、
このタイミングにおいて正しかったのか、それは、わからんのですが、
つくづく、このお話をいただけてよかった、と実感しています。

FGの引継案件と同時進行で、ひとつ出店プランを抱えていました。
最終的に断った案件は、古い建物を改造して、面白いものを乗せる話。
それに対し、FGには、リニューアルもリノベーションでもなく、
至極純粋な引継ぎ、先に発展をするための良質化のみを目指しました。

店造りをしていると、時に新しいものを創出する快感を求めます。
特に自分のような、クリエイティブに劣るタイプは、憧れも含めて。

営業中にオペレーションが一段落、手が止まって店を見渡すと
従来のFGを知る方たちが、カウンターに並んでくれています。
きっと、過去に同じ場所で、幾度と無く繰り返された光景、
時には、ウチの既存店からのお客様や、自分の知人友人と融合しながら。
いいなぁ。BARだなぁ。歴史だなぁ。

昔から、バーテンダーを、乱暴に大別するなら、カクテル系と注ぎ系。
技術とアレンジ、オリジナリティの発揮に至り「ツクル」カクテル系、
長い年月や、遠き国に想いを巡らせ、それを「ツタエル」注ぎ系。

注ぎ系バーテンダーだった自分が、スケルトンに新しい絵を描くより、
過去から繋がる古き良きを事業承継していくことに、グッとくるって、
それは、至極当然なのかも。
$bar経営とかしてるシャチョー日記。[Facebookをビジネスに使う本]
熊坂仁美著 ダイヤモンド社 ¥1,429(税別)

[Facebookブランディング]
株式会社ループス・コミュニケーションズ、深谷歩著
翔泳社 ¥1,700(税別)

bar業界(パブ業界?)のSNS王、Dinner Rush の泉社長に、
とりあえずコレ読んで勉強しなさい、と与えられた課題図書。

一読して理解度20%、実際に活用しつつ再読だな。

FBのような、実名性の高いネットワークツールが、
一般化されていくことは、バーテンダーという仕事にも、
少なからず影響が出てくるように考えるのです。
ある観点からは、BARという場所の価値が「ハコ」化して、
店×顧客ではなく、バーテンダー×顧客の関係性が高くなる。
日々に、真摯に取り組むバーテンダーの大半が、
いずれ独立開業を視野に入れている前提であるならば、
ネットワークの貯金を明確にできることは、歓迎すべきこと。
それぞれが、よりオープンに、より大きな視野で。

情報の共有やスピードアップ、単純なコミュニケーションやPR、
そういったツールとしても、もちろんなんだけど、
ウチが、より優秀なバーテンダーを輩出していくこと、
バーテンダーにとって質の高い通過点であることを目指すとき、
コイツはとっても有用になってくるんじゃないかとの目論見。