本日、東京競馬場(東京都府中市日吉町)11Rで行われた第20回富士ステークス(GⅢ)は、好位でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気エアスピネル(牡4、JRA栗東・笹田和秀厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、中団から追い上げてきたC.ルメール騎手騎乗の4番人気イスラボニータ(牡6、JRA美浦・栗田博憲厩舎)に2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分34秒8(不良)でした。
さらに1/2馬身差の3着に内田博幸騎手騎乗の11番人気クルーガー(牡5、JRA栗東・高野友和厩舎)が入りました。なお、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気ペルシアンナイト(牡3、JRA栗東・池江泰寿厩舎)は5着、田辺裕信騎手騎乗の3番人気グランシルク(牡5、JRA美浦・戸田博文厩舎)は9着に終わっています。
勝ったエアスピネルは、父キングカメハメハ、母エアメサイア、その父サンデーサイレンスという血統です。強敵揃いの秋初戦を快勝し、悲願のGⅠ制覇に向け弾みをつけました。また、本馬はこの勝利で11月19日に京都競馬場(京都府京都市伏見区葭島渡場島町)で行われるマイルチャンピオンシップの優先出走権を獲得しました。