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運転問題はクライマックス。
前回までの話↓
また事故を起こした父。
仕事が休みの日。警察から電話があり、
「警察の者です。落ち着いて聞いて欲しいんですが、お父さんが物損事故を起こしました。こちらまで来れますか?」
"落ち着いて“の部分で悪い話でしかなく、すでに心臓バクバクし始める。
頑張って落ち着いて運転し、1時間半かかる現場に行きました。
着く頃は現場の処理は終わっていた。
警察から聞いた話では、
父は最寄りのコンビニ駐車場で、アクセルとブレーキを踏み間違え、近くに駐めていたバイクとガードレールにぶつかった。
アクセルとブレーキを踏み間違える。
よく聞くフレーズです。
ガードレールは曲がっていた。
たまたま誰もケガ無しに済んだが、車もバイクも修理しないと乗れなかった。
保険会社から、バイクの持ち主とガードレールを管轄する市役所に対応してくれました。
飲酒運転ではなかったから、今回は逮捕はなかった。
父はぶつけた車に乗り込んで修理工場まで運転しようとした。警察が止めて、保険会社がレッカー車を手配したそう。
その後警察が父を実家まで送ってくれていた。
ケアマネはもう運転をさせてあげたらとは言ってこなかった。
こう言っではなんだけど、責任取らない立場の人が父の運転を許して欲しいなんてよく言えたもんです。
私は車の修理工場に行き、事情を話して代車の話はしないで欲しい、また車をゆっくり修理して欲しいと頼み込んだ。
修理工場の方はいい迷惑だったと思うが、ゆっくり修理すると約束してくれた。
が、1か月も経てば父は痺れを切らして修理工場に毎日のように電話をした。
車が無いと生活できない、どうにかしてください、とか細い声で懇願するのだそうだ。
修理工場から連絡をもらい、私はこれ以上迷惑かけられないと車を引き取った。で、こっそり月極駐車場を借りて車を隠した。
道路沿いから見えない場所の駐車場を探して。
修理工場には、車をもらった家族Aが引き取ったことにしてもらった。
相続した遠方の家族Aに、もう何度目かの車の引き取りを依頼した。
事故のことはすでに伝えていた。
今、修理をして父の目に触れないよう月極駐車場にあることを伝えた。
もういい加減にして欲しかった。
キレ気味の私からの連絡に、
あと2か月待って欲しい、仕事が落ち着いたら引き取りに行く、と返事があった。
駐車場代を払う気は無いようだった。
約束通り2ヶ月(事故から4ヶ月)後、やっと母の車を引き取りにきた。
父は観念したのか、買い物にはタクシーを使うようになった。
これにて運転問題は解決
また別の小競り合いは起こりますが、運転問題に比べればかわいい内容です。