トロールです。毛むくじゃらの妖精。自分で作っておきながら、またも何だかわからないので、妻に、「これ、なあに。」、と聞いたところ、「トロールみたい。」、と言うので、トロールということにしました。ちなみにトロールとは北欧神話の妖精です。
ところで、世に「応援歌」といわれるヒットソングが多々あって、「頑張れ。」というメッセージを送ってくれます。
でも、頑張れと言われて頑張れるのって、まだまだ元気だからという気がするんです。
もうどうしようもないほどどん底に落ちている時って、
「そんなこと言われてもなあ、どうにも動けないよ。」っていう感じで、いっこうに心に響いてこないんですねえ。
それどころか、聴いているうちに余計辛くなってきます。
「頑張れ。」なんて言わないで、と耳をふさいでしまいます。
そんなことを考えていたら、ふと、ブルーハーツの「人にやさしく」という曲を思い出しました。
期待外れの言葉しか言えないとき
それでも心の中では「頑張れ。」って言っている。
この歌詞、好きなんです。
期待外れの言葉しか持っていないもどかしさの中で、それでも、心の中では、ガンバレと言う。
実際にはかける言葉もない。こういうもどかしさを言うのは誠実なことだと思います。
それに甲本ヒロトという人は真島昌利と出会って、ブルーハーツに入っていなかったら、
今頃、中高年ひきこもりをしていたかもしれない社会不適合者かもしれないと思うのです。
自分がボロボロで、残されたわずかな余力を振り絞ってかける言葉。
そんな言葉が、最後の「ガンバレ」ではないかと思ってみたりします。
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