雨傘小僧。黄昏森に雨を降らせる妖精です。雨傘小僧はとても大切な役割をしています。晴れていると気持ちがいいですよね。でも、晴れてばかりいると、水源の池が涸れてしまいます。時には雨が降らないと、みんな困ってしまいます。そんな時、雨傘小僧が雨乞いの呪文を唱えると、しとしとと穏やかな雨が降ります。それで池の水は大丈夫。池の守り人、河童のクーとも大の仲良しです。
とあるブログサイトの記事を読みました。
あるところで、住民たちが野良猫を捕まえて保健所に引き渡したということ。
ブログの管理人は、この猫を誰か助けて欲しいと呼びかけています。
期限が来れば、この猫はガス室で殺されてしまいます。
それまでに誰か里親になって欲しいという内容。
保護猫活動団体がこの記事に目をとめたみたいなので、
きっとこの猫は助かるでしょう。だぶん。言い切れないけど。
野良猫は人間社会の隙間でいきています。
飼猫と違って厳しい生活だけど、社会の隙間で懸命に生きています。
その隙間は残しておいて欲しいのです。
そんな隙間も許さない人たちが僕は怖いです。
野良猫たちのわずかな居場所に踏み込んで、
生きることも許さないその心に、何故かアウシュビッツを思いました。
そんな大げさな、と言われるかもしれませんが、やはり怖いです。
増えすぎた鹿が農作物を荒らすので猟友会が間引きをすることがありますが、
そういうものとは違うものを感じるのです。
一切の条件抜きで、「お前たちの存在は許さない。」という心。
今回はたまたまその対象が野良猫だっただけ。
ひきこもりなど、ほっぽり出して、野垂れ死にさせればいい。
平然とそう言う人が身近にいます。
いつか僕の娘もユダヤ人のようにガス室に送られるのかな。
さすがにそれは妄想でしょう。
そう、妄想ですよね。
ずいぶん話がずれてしまいました。
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