ミノムシくん、そして、現実逃避もいいんじゃない | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 ミノムシくんです。ミノムシに似た(似ているんだろうか?)土系の精霊です。ミノムシは糸で木にぶらさがりますが、ミノムシくんは体が重いので、地面をゴロゴロ転がって進みます。ちなみに蛹にも成虫にもならないので、ずっとそのままの姿です。ピーターパンみたい?いえいえ、ずんぐりむっくりです。

 

 ところで、現実逃避というと、どうしてもネガティブなイメージがありますが、でも、あんまり現実にどっぷりとつかっていると、心が擦り減ってしまいます。心を逃がしてあげられる隠れ家のような、もうひとつの世界を持つことも大切なことだと思います。それは人それぞれで、文学でも芸術でもスピリチュアルの世界でも、はたまたオンラインゲームの世界でもいいと思います。できれば、その世界が現実と拮抗するくらいの重みを持てば、やじろべえのように現実と上手くバランスがとれて、ずっと楽に暮らせるのではないでしょうか。

 現実逃避というと、ネガティブな表現になります。本来は「もうひとつの世界を生きる」と書いた方がよいのかもしれませんし、それが僕の本来の考え方です。ですが、現実逃避という言葉のインパクトは「フェンス乗り越え、とんずらレッツゴー」みたいで、とても気に入っているので、あえて現実逃避という言葉を使いました。それが仮想であっても、もうひとつの世界の自分があれば、それが現実の世界の自分を支えてくれるような気がするのです。

 

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