たとえ戦闘機を何百機飛ばしても | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

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世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 南の海から地上を破壊しつくす巨大なモンスターが近づいてきます。台風19号という名の怪物が。それはまるで大怪獣ゴジラが海から陸地を目指して近づいてくる不気味さがあります。この巨大な怪物に対して、いったい何ができるのでしょうか。

 ゴジラの映画には、いろいろなバリエーションがありますが、そのひとつには、ゴジラを崩壊した陸地から無人島におびきよせ、自衛隊の戦闘機で猛烈なミサイル攻撃をかけ、地中深くに埋めてしまうというものがありました。

 でも、今近づいている巨大モンスターに、現実には何百機の戦闘機を飛ばそうと、まったく無力です。最強(最凶)の兵器、核爆弾があっても、それは使えません。それができるものなら、アメリカがとっくにハリケーンに対して使っているでしょう。

 こんなk時ほど、兵器というものが、人を殺すことにしか役に立たないものだと実感します。戦争は、人間の貪欲とか、差別感情とか、集団ヒステリーなど、人間の負のどす黒い感情から起こるものだと思います。そんなものがなければ、兵器なんて必要ない。

 兵器に使うお金を防災や復興に使うことができたら、どれほど人の命や暮らしを守れることか。災害復興が滞って苦しんでいる人たちが今もたくさんいます。それを横目に見ながら、高価な兵器がたくさん作られていきます。台風はそれがどんなに強力でも自然現象です。本当のモンスターは僕たち人間なのかもしれません。

 

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