播磨陰陽師について歴史的背景を
調べていくうちに、さらにその先を
調べてみようと思い、様々な書籍を
読んでみている。
更に歴史をさかのぼってみようと思う。
それは、反対に言えば真のスピリチュアル
とは何ぞや？を知ろうと言う試みである。
しかし、いかせんキリスト教徒じゃないから
書かれてある単語の意味や、登場人物
の名前が解らず、途中で思考が停止する。
単語の意味に振り回されずに、ともかく
内容だけでも頭に入れようと思うが、
なかなか入ってこない。
こちらは、できればⅠとⅡを読んでから
にした方が良かったかも・・・。
また、関連書籍を探してみようと思う。
ただ、夢を見て面白おかしく話していれば
良かったのだが、そうもいかないような被害が
けっこう身近にも有る。
今まであまり興味が無かったスピリチュアルな
世界だが、ちゃんと調べ無いとその真偽
の見極めが出来ないと思うようになった。
まさに和気清麻呂の宇佐八幡の神託事件
と同じだ。真偽の見極めが必要なのだ。
それほど、様々なモノがあふれていて、
誰が真実を語り、だれが嘘をついているのか
見極めるのが難しい。
マニュアルさえあれば、そのように
ふるまう事も出来るらしい。
来るものすべてを善として受け入れることは
到底できないのが現状なのだ。
そして、それらは様々に形を変えて
様々にやってくる。
起業家には、啓発セミナーとして・・・
悩みがある人にはカウンセラーとして・・・
信心深い人には宗教として・・・
スピリチュアル好きな人、占いが好きな人
様々な切り口でそこらにあふれている・・・
やはり、ちゃんと真偽を見極める
方法や法則を知っておかねば、これらの
モノたちから大事な人を守れない。
それほどに、あふれている・・・。
なぜ急に調べ始めたかというと、
どうやら生業としている陰陽師の方たち
の間でも様々な動きがあるらしい。
今まで影に徹していた人たちが
声を上げ始めたのには意味がある。
ここではちょっと詳しくは書けないが、
末裔さん情報では、次世代の若手たち
にも動きがあるようだ。
それを吉ととるか、凶ととるか・・・。
そして、やはり本業でされている方々も
昨今のカルト的な活動や、サイキックを
語る集団には頭を悩ませているとのこと。
それは、タダの詐欺にとどまらない
恐れがあるからだ。
（テロ、戦争・・・およそ精神性とはかけ離れた
世界の資金源にされていることも・・・）
すでに知人は数百万円の被害にあっている。
（支払う前に、話してほしかったが・・・
）
人の悩みにつけこんで、恐怖をあおり
お祓いと称してその謝礼を何度も要求する。
最初は遠隔ヒーリングで・・・と言っていたが
数百万の支払いが出来るなら資産家だろう
と踏むと、「直接会って家を見ないといけない」
と言い出すらしい。
それはおそらく、資産価値がいくらで、
あとどれくらい取れるか査定に来ているのだ。
こんな詐欺が横行している中で、
安易に霊感的なものを信じる気に
なれるだろうか？
私には無理だ・・・。
騙される方が悪いと言う声もあるが、
弱っている人の心を洗脳することなど
ちょっと心理学を学んだものならたやすい。
本当に世の為、人のために、人助けを
目的に活動されている人たちもいるが、
（これを全否定しているのではない・・・）
その活動さえも『怪しいもの』とひとくくりに
されかねないことが、実際に横行している
という事実も知っておく必要があると思う。
この事実から目を背けていては、
いつまでたってもスピリチュアルな世界は
『嘘くさいもの！』になってしまう。
むしろ、「本当に力があります！」と自信を
持って言えるなら、声を上げるべきだと
私は思う。
詐欺と、真実の違いを明確に説明し、
その識別の仕方を皆に周知させれば
被害は未然に防げるのだから・・・。
そう思っていたら、影に徹していた人たちも
発信を始めた。
その方たちも、かなり厳しいことを
言っている。
その分、批判も沢山頂くようだ。
（おもに、同業者と名乗る方々から・・・）
だが、自分たち一族がしてきたことに
絶対の自信があるからブレることがない。
（それはもう、清々しいくらいに！）
残念なことに騙されている人たちには
この厳しさが受け入れられないのだ。
ゆえに耳触りのよい言葉で、巧みに
悩みを聞きだす霊感詐欺の方を信じてしまう。
彼ら、彼女らは、最初はとても優しいのだ。
それは警戒心を外していくため・・・。
そして必ず、家族や友人に相談をさせない
環境を作る。
家を出るように言ったり、
連絡をさせないようにしたり・・・。
こうして、洗脳できる環境を作る。
ここまで来てしまったら、家族との仲も
壊れ始めているから、関係修復には
時間がかかる。
未だに知人はマインドコントロールから
脱していないと思う。
しかし、家族の方に理解してもらえたので
なんとかそれ以上の被害が出ないように
喰いとめている。
家族の関係が崩れてしまっていたら
おそらく、元には戻らなかっただろう。
スピリチュアルを生業にしているという
人は、これらの詐欺と自分たちがいかに
別の物であるか明確にしなければならない。
それが、生業にすると言う覚悟だと思う。
そこに責任が持てないなら、安易に
生業にするべきではないとも言いたい！
人様の人生を、人様の家族関係を
大きく変えてしまう恐れがあることへの
責任が取れるのか？
依存しやすい人は、依存できる対象が
あれば、それにすがる。
占いであれ、霊媒であれ、
スピリチュアルであれ・・・
そうさせることが本当に正しい方法なのか？
この世を生きる目的の一つは
自立すること！
その自立を妨げて、依存させてしまうことは
霊性向上の原理から外れる。
ゆえに、悩みを抱えたものを抱え込んで
その組織の教祖に収まり、共依存の
関係を作ること自体に、懐疑的に
ならざる負えない。
その原点がブレたものを、私はやはり
精神性の高いモノとしては認められない。
