THE BACK HORN『アサイラム』爆音レビュー大会 Powered by Ameba -31ページ目

「鈴木千尋」さんからの爆音レビュー!

一言で言うと最高のアルバムだと思いました!
「こういうイメージでいこう」と決めて作ったわけではないとのことでしたが、私は統一感があるなあ、という印象を受けました。全体的に、構成がとても複雑で芸術的で、また、かつてのザ・バックホーンのおどろおどろしい雰囲気も感じました。
とりあえず最初に聴いた印象で、心に残った曲は「雷電」、「ペルソナ」、「太陽の仕業」です。だけど、これから理解を深めていくというか、聴けば聴くほど好きになりそうな曲ばかりなので、これからが楽しみです!何をしていても『アサイラム』が聴きたい・・・とウズウズしてしまいます。おそらく、最初の「雷電」を聴いた時点で『アサイラム中毒』に侵されていたようです。この中毒性のある感じもまた、昔から変わらないザ・バックホーンの唯一無二な魅力だと思います・・・

『アサイラム』、一通り聴いただけで、私の中でのアルバムランキングの1位に君臨してしまったかもしれません(^~^)ほんとうに最高!!!!

鈴木千尋

「ロッド」さんからの爆音レビュー!

思考が止まる、動きが止まる、今あること全部後回しに静聴したいアルバムだ、と聴いた瞬間に思いました。
どこか儚げで正直で攻撃的で確定できない感情が沸きあがりましたが、これからの色々な事柄を乗り越えていける特効薬を注入されたような感じがします。
聴き終わった後、相似も相違も全て飲み込んでTHE BACK HORNらしいアサイラム(聖域)になるイメージが残りました。
そして何度でも聴きたいアルバムになりました。
素直にかっこいいといえます。

THE BACK HORNに大感謝です。
こんなに素晴らしい聖域をつくってくださり、ありがとうございます。
早くもツアーが楽しみでしかたないです。

ロッド

「蒐」さんからの爆音レビュー!

今日学校帰りにCDショップに直行して初回限定盤を買いました!!
ラフレシアがかっこよかったです!!
Aメロの粘つき感がたまらないです。
雷電で激しくスタートしてパレードで明るくなっていくところが好きです。
私の心の拠り所になりました。
早速曲を覚えたいと思います(^0^)


「田村渉」さんからの爆音レビュー!

1. 雷電
ライトハウスとマニヘブでもともと聞いていた曲だったけど、何度聴いても新鮮だった。
自分のイメージでは、時代も場所も関係なく、電光石火のように稲妻が蠢いて
醜いもので固めてただ堕落して生きてるだけの人間達を再起動する・・みたいな感じ。

2. ラフレシア
イントロはグシャグシャしててそれがどんどん形になって花になっていく・・、っていうか、
とにかくカッコいい。
特に気に入ったのが「落雷を待つバベルの塔」という歌詞。
本心はぶっ壊してぇけど、自分で壊すのは怖いなーー。みたいな人間染みた所が好きだ。
言葉の一つ一つは幻想的で、不気味だが、実は人間味に溢れている気がする。

4. 再生
天才的な凡人は、もはや生きてく理由も忘れて、
空白のパズルを集めて自分を慰めることしかできない、色んな人が共感できる内容だと思う。
アサイラム(心の拠り所)というアルバムに最もピッタリな曲だと思う。
そしてもう一度、現実に戻って「再生」して行きたい。

6. 海岸線
ものすごく新しい曲。今までのTHE BACK HORNにあきらかに無かった曲。
力を入れず、力を抜かず、いつの間にか通り過ぎてるような曲。
「羽衣」の続きみたいに感じる、昼の海。
自然の中に産まれたアサイラム。

7. ペルソナ
「見栄を張ったピースマークは誰の真似?」「商業主義の地獄行き」
リアルな感情をぶちまけたアツイ曲。

9. 閉ざされた世界
ガンダムの主題歌。
戦争のことを「閉ざされた世界」と呼んでいると思う。
「誰がために鐘は鳴る?」この部分が印象的。
意味も分からずに人々が戦火に駆け出していくけど、結局誰のためなの?
そんなことを考えさせられた。

10. 汚れなき涙
「閉ざされた世界」の後に聞くとさらに良い。
生きることに意味も罪も無い。
松田さんらしい本当にいい歌です。

11. パレード
甦る陽の「新世界」を沸騰させるような日常を映した疾走曲。
アサイラムで心を回復した人々がまた「ここから新しい旅を始めよう」と思える。
アルバムの最後を締めくくるに相応しい曲。

今までのアルバムと違うのは「アサイラム」という、自分のすべてを押し出すだけでなく、
誰かを休ませる、という所。
8枚目のアルバムになってもTHE BACK HORNは進化をし続けていると思った。

田村渉

「HOTCAKE 」さんからの爆音レビュー!

とあるイベントで岡峰さんから、アサイラムはすっごく良い出来だから、期待していてほしい。そして、ベースは非常に難しいから弾けないと思うけど、ニュアンスで弾いてね・・・と言われたので色々な意味でとても楽しみにしていました。
期待を裏切らないどころか、「死」とか「闇」とか言葉で言うのとは違う一皮剥けた新しい魅力たっぷりで、バンドの方向性の進化も各々の作り上げる技術が高まったことも聞けば誰しもが納得+大満足だと思います。パルスも変化を感じたけど、アサイラムは凄いと思いました。

・雷電
昨年末のマニヘブで聞いてからずっと気になっていて、シングルにも入らずヤキモキさせられた一曲。THE BACK HORNにしか歌えない、歌いこなせないなぁと思いました。相当待ってた!!

・ラフレシア
この星に蔓延してゆく感情のパンデミック
あきらめ悪い体温が生きろというよ
弱肉強食 野生の時代を誰もが走り続ける
って歌詞が、何か日常だなぁってスッと入ってきた。

・戦う君よ
今の現状を打破するのは君次第、という強いメッセージと勢いのある曲で、何か突破できる気がする曲。やっぱビデオクリップ面白い!!

・再生
歌い方も歌詞も、混沌から、このままじゃいけないって気づいて、未来が開いていく。。。悩みから吹っ切れる感じがした。

・羽衣
メロディーとリズムをベースがつないでいるラシイ曲。すごっ!!そして高音の和音がきれい。

・海岸線
夏の光が全体的に強くなく、且雲の切れ間からは鋭いスポットライトのような光がさすような夏の午後の気持ちの良い海岸線が思い浮かぶ、初めての系統の曲だと思いました。

・ペルソナ
運命複雑骨折を今のバックホーンが表現するとこんな感じなのかと思わせる歌詞

・太陽の仕業
でた!!神業の3フィンガー!!

・閉ざされた世界
ベースのアルペジオの指の開きが大変。
同じガンダム主題歌でも、罠とは違う勢いというより人としての内面的な戦闘と葛藤が感じ取れる。

・汚れなき涙
悠久的な和の匂いがする。個人的に和な曲が入ってるアルバムが好きですw

・パレード
最後の曲って感じでまとまりと広がりがあると思いました。最初の「足跡」って歌い方がイイ!ライブのSEと同じで混沌始まりで光で終わる、まさに光の曲だと。。。

HOTCAKE