これまでも散々書いてきたことだけど、本当にこの業界のお偉い方々って、目立ちたがりが多いね。GLEATの鈴木社長って、度々会見などで強めの自己主張をしていたから、やっぱりこの人もその一員なんだろうなぁ～と思ってはいたけど、まさかここまでやるとは!?
「俺は被害者だ」っていうかも知れないけど、そんなもんはノコノコ出ていった時点で完全に確信犯。本当に裏方としての意識があれば、決して表舞台(リング)には出ていかないよ。
中嶋勝彦を会場に招いたというくだりは社長職としての職務としてまだ許容範囲だけど、リング上で電流爆破バットを受けるなんて明らかにtoo much.河上を反目の志士として際立たせたいという狙いがあるんだろうけど、これはどうかな？
そもそも、電流爆破の元祖である大仁田さん(この人はもうプロレスラーではないはずなので、あえてさん付けにします)が促してこの行為に至ってたけど、電流爆破がプロレスラーではない人間が受けても大丈夫なんだ、と思われてもいいのかな？
この行為は確かに話題性はあるかも知れないけど、確実に電流爆破の価値を下げる行為に繋がると思うけど…。その昔、FMWがスーパーインディーとして高い評価を得ていたとき、所属の女子選手が電流爆破戦を直訴したとき、「女子には危険すぎる」と言ってなかなかOKを出さなかった人が…、変われば変わるものだ。
現代プロレスの特徴は『話題性さえあれば何でもアリ』、『面白ければ何でもアリ』。あれもプロレス、これもプロレスということなんだろうけど、私はどうにも好きになれない。
これもWWEの悪影響なのか、日本インディー団体のそもそもの草魂(逞しさ？)なのか分からないけど、プロレスはプロレスラーがやるからプロレスなのであって、そうではない者がやるものは単なるプロレスもどき、プロレスごっこだと私は思っている。
別にGLEATで電流爆破をやろうがやるまいが、それに関して私は何も言う気はないが、プロレスラーではない社長がこういうことをやって、所属選手たちは一体どんな思いなのだろう？
『社長がここまでしてくれているのだから』と一丸となるのか、『あの人は好きでやっているんだろ』と白い目を向けるのか、これは私の勝手な憶測だが、人それぞれ、どちらの意見も団体内に蔓延っている気がする。
私のなかでGLEATという団体は、メジャー3団体に匹敵、対抗し得る団体として注目していたのだが、こういうことをやっていくのであれば、スーパーインディーにはなれても、メジャーにはなれないな、と改めて思う。
ちなみに目立ちたがりのお偉いさんの代表格でもあるあの御方は、こんなことしてました。
これって誰得？
あとこちらの話題も一応ご紹介。
新しいノアってこういうこと？ 時代を変えるって言ってこんな古めかしいことをするの？ メジャーのインディー化が止まらない。客入りが寂しい結果になっている原因がどこにあるのか、もっと真剣に考えた方がいいと思うよ。
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