一強時代を終わらせることが業界発展の命題 | 俺ってデビルマン!?

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知ってる人は知ってるし、知らない人はまったく知らない…私、元・週刊ゴングの鈴木淳雄と申します。かつて所属していたプロレス業界に限らずに、今現在の私をありのままに記していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 


 結局、5人なんだ…意外と少なかったな。私の勝手な予想では、10人くらいは動くのかと思ったけど、この記事にもある通り、恐らくスターダム側も条件及び待遇の改善変更など、必死に慰留をした上での結果なんだろうね。

 まぁ動く人間も動かなかった人間も、自分の人生を真剣に考えた末に出した結論だろうから、それはそれでいいと思うし、どちらにしても、これから双方共に頑張ってほしいと素直に思う。

 ただプロレス界全体のことを考えた上で、これだけは言っておきたい。それは前から言っている通り、どんな業界も、一つの会社だけが力を持ち過ぎると本当にロクなことがない、ということ。

 一強の時代が続くと、どうしてもそこのエゴや傲慢さが出て、自分たちの都合のいいように業界のルール、流れを変えていってしまう。

 実際、オールドファンがドンドン現代プロレスから離れていってしまってるよね?これは近年の新日本が犯した最大の罪であり、またその流れに抗うことのできない他団体(特に全日本とノア)の情けなさが原因。

 女子も同様で、昨年からスターダムに対しての不平不満がアチコチから聞こえるようになってきたと思ったら案の定、こういう結果になった。これは男女関係無く、やっぱり1つの会社が力を持ちすぎた故の悪しき結果だと思う。

 これがもしかつての新日本と全日本のように強力なライバルのいる二大メジャー時代だったら、互いに負けじと切磋琢磨して、お互いが発展していけるようないい関係を築いていけたんじゃないかな? ファンやマスコミへの対応なんかも、今ほど悪い状況にはなっていなかったと思う。

 女子にしても、全女以外にもそれに対抗しうる魅力的な団体が他にあったから、東京ドームでオールスター戦もできた。仮に今、すべての女子プロ団体が結集しても、スターダム以外の団体は知名度が低すぎて、ドームクラスの興行は無理だと思う。またそれに協力できるだけの力が、今のマスコミなどにもなくなってしまってるしね。

 小川さんが立ち上げる新団体にスターダムを離脱した選手の何人が参加するのか、また、他団体やフリー、海外からどんな選手がやってくるのか、現時点ではまだ何も分からない。でもスターダムの強力なライバルとなるような、それだけの規模の存在になってほしい、と心から願う。

 そうなればどうやったって、初めは新団体の方に話題が集中するだろうから、スターダムも今までの驕りをすべて捨てざるを得ない状況になるだろうしね。仮に小川さんの新団体の船出が寂しい結果になれば、業界はますますジリ貧傾向に歯止めがかからなくなると思う。

 プロレス業界が発展していくためには、何としても一強時代は崩さなければいけない。女子に限らず、業界全体が総力をあげてプロレスという分野をドンドン盛り上げていって欲しいと思う!



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