確かに前から噂はあったけど、まさか本当にこうなるとはね。確か「アメリカの団体に行くよりも、新日本を世界一の団体にする!」って言ってたはずだけど、それは諦めたのかな?
マスコミによっては『新日本を愛するが故の離脱』って書いてあったとこもあったけど、それはよく分からない。別に私は新日本ファンでもオカダファンでもないからいいんだけどね。
だけど新日本という会社と、自分を支持してくれていたファンに本当に感謝しているのなら、ちゃんと自分の気持ちを真摯に伝えて、キチンとケジメをつけた上で旅立ってほしい。今までのようなキャラ重視のコメントではなくね。
基本的に私は、自分の意志で前向きな気持ちを抱いて外に出て行く選手は素直に応援したいんだけど、オカダの場合はちょっと意味が違う。なぜなら、今のオカダは新日本のみならず、自他共に認める日本プロレス界のエースだから。それが出ていくのなら、やるべきことをしっかりとやってくれないと困る。
で、やるべきことってなんだ?といえば、それは時代のバトンを次世代の選手にしっかりと渡すこと。昨年、新日本は海野翔太、成田蓮、辻陽太、上村優也と次世代のエース候補が次々と凱旋帰国した。当然、ここから本格的な世代闘争が開戦するのかと思いきや、なかなか実現しなかった。…2024年こそはそれが叶うと思ったんだけど、ここにきての戦線離脱?
で、オカダはこの次世代の選手たちの誰かとシングルで闘ったっけ? SANADAはやったけど、オカダはやってないよね?シングル戦はなくとも、タッグでも6人でもいいけど、本格的な世代闘争っぽい闘いがあったっけ? 私が知る限りでは対戦自体はあったけど、どれもあしらうようなファイトぶりで、本格的な世代闘争といえる闘いはなかった気がする。
馬場&猪木、鶴藤長天、四天王に三銃士、時代の主役を張ってきた漢たちは皆、しっかりと次世代を担う漢たちと時代のバトンを渡す闘いをやってきた。だからこそ、この業界がしっかりと受け継がれてきた。オカダだって天龍源一郎の引退試合の相手を務め、そこで得たものって凄く大きかったと思うけど。違う?
1月シリーズの残りはNEVER6人タッグの防衛戦をTMDKと、あと新社長である棚橋弘至とのシングル戦が決まっているみたいだけど、やるべきことはそこじゃないだろ!?って気がする。本当にラストとなる2/23、24札幌二連戦でどんなカードが組まれるのか!? そこに期待するしかないな。
で、オカダはどこに行くんだろ?報道によるとWWEかAEWが有力って書いてあったけど、あくまで私の個人的な勝手な推測では、ウィル・オスプレイと一緒にAEWに行くのかな?…なんて気がする。
あの団体には既に柴田勝頼やジェイ・ホワイトもいるし、何より幹部にケニー・オメガもいるしね。WWEにも中邑真輔がいるけど、あの団体はストーリー重視でオカダのやりたい闘いができるとは思えない。まだAEWの方が自由に試合させてもらえそうだし。2月のフリーとしての3大会出場にしても、WWEだったらそれを許してくれなさそうだし。その点、AEWだったら新日本とも友好関係にあるから、柔軟に対応してくれそう。
とにかくオカダには、出ていくなりのケジメをキッチリとつけてから出ていってほしい。それが業界を代表するトップ選手にまでノシ上げてもらった人間の絶対的な使命であり、責務だと思うから!
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