結局、ないものねだりの要求を満たすには、二重生活をおくるのが一番の理想なのかな?という結論に達した。
例えば週四日働いて、週三日の休みがあるとするならば、働いた四日目の晩から自然の中に身を投じれば、三日はそこで過ごせる。
そして四日間は都心で仕事に打ち込めば、それなりの成果は出せるはず。今はまだ無理でも、子供が社会人になって親としての負担が減れば、あながち不可能な話ではないと思う。
もちろん、私は別荘などを持てるような裕福な暮らしをしてはいない。しかし、そもそもそんな豪華な家などは求めてはいない。昔の長屋のような、今でいえばプレハブ小屋のような、雨風をしのげる家屋さえあればそれでいい。
虫が出ることも想定内。時間をかけてゆっくりと、自分なりに快適な空間を作っていければいい。誰かのために生きる人生ではなく、自分が生きていくためにゆっくりと過ごす時間、それはやっぱり憧れ以外の何物でもない。
私はまだ53歳。とりあえず定年の65歳までは、まだ12年ある。その間に今抱えている様々な問題を1つずつ解決し、やがて理想の生活を手に入れられるように努力していきたい。
もしかしたら、都会か田舎かの二者択一を迫られる状況になるかも知れない。でもそうなったらそうなったで、そのときに改めてどうするべきかを考えればいい。まずは二重生活をおくれることを目標に、これからゆっくりと行動していきたいと思う。