からのつづきです。

 

「小麦粉・カフェイン・アルコール」ーこの3つをガマンする、という

ことに工夫を重ねるうちに、だんだん楽しめることも増えていきました。

そして初めは、「代わりの食材」を探すために調べていたことも、だんだん

「食材そのもの」への興味に広がり、最終的には「食べ物・飲み物と体の

関係」を深く考えるところまで至り、巷で言われている様々な「体によい

こと」が本当に自分に合うかどうか、自分の体で試し、感じ、その経験値

を積むことで、驚くべきことがわかってきました。

 

アルコールは、私の体の場合、赤ワインならほぼ無害だとわかりました。

大好きですけど、ビールは最も痒くなるような気がします。(ビールの

原材料は麦芽ですが、これが私のような「小麦アレルギー」の人にどう

作用するのかはわかりません。でも私は、とにかく痒くなります。)

ですので、今は赤ワイン以外は、ほぼ飲みません。

 

コーヒーは、今はさまざまなディカフェがあり、全く困らなくなりました。

この10年で、日本国内では飛躍的に手に入れやすくなりました。本格的な

ものからインスタントまで、お値段は普通のコーヒーより少し高めですが、

ディカフェ市場がこれからどんどん育つにつれて、価格もこなれていくと

予想しています。

 

カフェインが体に及ぼす良い面・悪い面も、たくさん勉強しました。そして

カフェインが入ってる飲み物はコーヒーだけじゃありませんから、他の飲み

物についても、それぞの効能を、暇のあるときに本やネットでちょこちょこ

読みかじり、興味を持ったものは買って飲んでみて、自分の体の反応を見て、

経験値と舌を肥やしていきました。

最近は紅茶にも緑茶にも、ディカフェ、ローカフェインがあります。この

15年、たくさん勉強しましたが、最終的に「今、何を飲むか?」となると、

最近の私は心を澄ませて、自分の体の声を聴くようにしています。

 

私の場合、何週間かに一度は、素直に本物のコーヒーが飲みたくなります。

元気を出したいとき、カフェインのアロマを欲するとき、酷く眠いときなど

理由はそのときどきですが、「ほしいな」と思ったときは一杯、飲みます。

続けては飲みません。連続して飲むと、やっ・・ぱり痒くなるからです。

でもカフェイン入りのコーヒーにも、確かに良い効能があるので、私の体が

それを欲しているときには、素直に従います。

もう一つ、控えるようになってからは、「滅多に口にしない本物コーヒーを

飲む喜び」という新しい幸福感が、私の心には加わりました。

 

普段は、コーヒーの味や匂いが恋しいときは、いろいろなディカフェを使い

分けて楽しみます。そのときの気分や種類によって、

・ストレートがいいとき

・牛乳や豆乳を加えたいとき

・うんと甘くしたいとき(最近はもっぱらオリゴ糖かメープルシロップでピンクハート

・シナモンやココナッツオイルを加えたいとき

などなど、その組み合わせを考えるところから「幸せな時間」が始まって

います。

 

<👇私にとっては贅沢品のディカフェイエローハーツ

 

こんな風に、私のコーヒータイムはとても豊かなものになりました。なにも

知らず、なにも考えず、カフェイン入りのコーヒーだけをがぶがぶ飲んで

いた頃より、ずっと飲み物の効能に詳しくなり、その知識を自分だけでなく

家族のためにも活かしています。

 

 

一番厄介で勉強が必要で、知れば知るほど驚くほどの奥深さがあったのは、

小麦粉でした。正直「小麦粉」に、これほどの現代社会の

病める深刻な問題と害毒と、人類へのメッセージが

あったとは、思いませんでした。

 

小麦粉をガマンし始めて1年もたたぬうちに、私の中で起こった変化は、

「小麦粉なくても、お米でめっちゃ満足できる!」ということでした。

主食にお米を選ぶうちに、なんというか元々先祖代々食べてきたもの

だから体質にあうのか、慣れも早いし、それでいい口笛、と思えました。

 

お菓子が食べたくなるときには、小麦粉以外の原料から作られている和菓子

やゼリー、お煎餅に凝るようになりました。こちらもすぐに慣れてしまい、

これでいいや、と思えました。

あんこの文化が日本にあったことを、感謝するようにもなりました。

 

そのうち、なんで小麦粉はあかんのやろ?と素朴に思うように

なりました。小麦粉に含まれるグルテンのこと、遺伝子組み換えのこと、

調べているうちに、とんでもないことを知ってしまいました・・・ガーン

今となっては、ご存じの方も増えてきていると思いますが、世界中の穀物

生産農家の多くは、栽培する穀物の種を買うわけですが、国際的に力を

もった大きな種を売る会社は、小麦の遺伝子を恐ろしく組み替えています。

その組み換え方は、「食べれば食べるほど、飢餓感が増すように。」

 

スゴイですね、自分の会社から作られた食べ物で皆が健康になるように、

ではなく、狂ったように食べ続けることで消費量が増し、より金が儲かる

ように、なんですから悲しい

 

こんな種子を使って育てられた小麦粉が、世界中に流通しています。より

安ければ、人は手を出します。原材料を安く仕入れたい食品製造業者も、

そうとは知らず買ってしまいます。(まぁ知ってて買ってる場合もある。

特に大手は。)

それでようやく合点がいきました。

アメリカなどでよく見られる、異常な太り方をしたデブが、なぜ存在する

のか。

 

食生活の質に関しては、世界で下から何番目かだと思われるジャンクフード

天国・アメリカ合衆国。決しておいしいとは言えない宅配ピザ・パスタに、

甘いだけで気持ち悪いほど人工的な色をしたドーナッツやケーキ、そう

したものに「食べれば食べるほど飢餓感が増す小麦粉」を使って作れば、

どういうことになるか。どんな研究機関のデータもいりません。

アメリカ人の体つきを見れば、一発でそれが証明です。

 

何百キロにもなった巨大な体を抱える人々は、皆こうした悪い企業の策略に

ハメられた、いわば被害者?犠牲者?ですが、金儲けをしたがる人たちだけ

のせいにもできません。自分の体を守る最終責任は自分にあるし、自分の

体の声を聞くのをサボったのも、自分なわけですから。

悪い企業というのは、とことん悪くて、人々がたくさん食べて太り、病気に

なることも望んでいます。

 

不健康な人がいろいろな病気にかかってくれれば、その治療に必要な薬が

売れる、人々は苦心して手術代を工面し、病院はどんどん儲かります。

そう、遺伝子組み換えの種子を売っている業者は、その種子を使って食べ物

を製造する悪い業者とも、国際的な悪い製薬会社とも、きっちり繋がって

いますムキー

こういう人たちは、自分と自分の家族だけのためには良い食材を確保して

いて、自社のものは食べません。薬もですよ。

食べ物も、ワクチンを含む一般の薬にも、どんなに

悪いものが含まれているか、一番知っているのは、

彼らですからびっくりマーク

 

<今は探せば、米粉は普通のお店でも多くの種類を置いています>

  

 

下三角色々試し、最近はこの自然栽培の米粉・玄米粉に落ち着きました。>

  

 

へつづく