誓い・怒り・喜び。 | ASユナイテッドのブログ

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普段の活動以外の部分も書いていけたらと思っています。
ご一読、よろしくお願いいたします!!

みなさん、こんにちは。
ブログ担当の大嶋です。
記念すべき(?)10回目の投稿になる今回は、僕が現役時代に出場した「全国障害者スポーツ大会」のエピソードの続編です。
51日間の入院という戦いに終止符を打ち、10月14日、遂に退院‼️「必ずピッチに立ちたい!!」という一心で、まずは自主トレをスタートさせました。
しかしチームに復帰した11月6日。練習中、監督との個別ミーティングで、私の登録について「故障者の出た場合の『バックアップ登録』で行く」という判断が下されました。もちろん納得している自分もいましたが、簡単にケガ人が出るチームでもないのは、わかっていました。
正直、戦力外通告を突きつけられたように受け止めてしまい「こっちは死ぬ覚悟で来てるんだ!!」という怒りの感情さえありました。そのくらい辛い入院生活だったからです。
いよいよ大会当日の11月14日。埼玉スタジアム2002第2グラウンド。当日を迎えるまで正直なところ、参加辞退も考えました。しかし、僕の性格上それはどうしてもできませんでした。
初戦から、いつ何時、監督から呼ばれてもいいように、ピッチサイドでアップだけはしていました。チームは予選ラウンドから順調に勝ち抜き、決勝戦へ進出。最後の最後まで、いつでも出られる準備をしていましたが、呼ばれることはありませんでした。試合終了のホイッスルをベンチで聞いた瞬間、人目をはばかることなく、号泣した僕。
ピッチに立てなかった悔しさが無かったと言ったら真っ赤な嘘になりますが、地獄のような51日間から『生還』出来た嬉しさと、チームの優勝という最高の結果に、感情を抑えきれなかったのです。サッカーで泣いたのは、これが最初で最後でした。

写真は、当時大会に向けて新調したスパイクと、優勝メダルです。
 

 
 
 
ブログ担当回想録③

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