臨床中に主に60代以降の患者さんから、
「一年て言えないねえ・・・」というフレーズをしばしば聞きます。
一年と言えない・・・
つまり、去年の今頃出来ていたことが出来なくなると嘆いているのです。
年齢とともに体力や気力が衰え、それが一年一年に身に染みるということですね。
私は40代ですが、やはり30代の時に比べると
気力、体力ともに減少していることが良く分かります。
お酒も弱くなりましたし、疲労からの回復も遅くなりました。
言いたくありませんが、これが老化というものなのでしょう。
昔の予約表をみると、
よくまあこんなにこなせていたものか
と感心してしまいます。
ある鍼灸の先生が、「寿命を削って、経験値を得てきた」と言っていましたが、
その通りだし、自分も無駄な時間は無いなと感じています。
1年1年 時間を消費して
少しでも やってよかったと言える日々に変換していきたいですね。