「オール1の落ちこぼれ、教師になる」宮本延春 前ふり | 名古屋の読書作文教室 ことばの窓 とマトリョーシカ

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作文教室・言葉の森の講師をしています。
窓から連想するさまざまと、マトリョーシカが大好き。
2012.11月~「読書作文教室ことばの窓」
作文、小論文、読書、音読、大人も読書会や朗読を通じて「自分自身を好きになれる」教室目指しています。

オール1の落ちこぼれ、教師になる/宮本 延春
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先日、県内で宮本延春さんの講演会がありました。オフィシャルサイト→ 宮本延春のOfficialSite

今まで名前しか知らなかった方でしたが、いつも励みにしているブログ主様の記事で書籍を手に取ってみたくなり、(安く読める方法を)探していました。探すと図書館にないものですね(^-^;(すべて貸し出し中)


そんななか、平日足を伸ばせる距離のところで講演会があると知り、これは何かのご縁かも! と鼻息荒くして出かけました。まだ本は読めていなかったのですが、なんとそのあこがれのブログ主様とご一緒できることとなり、当日は本までお借りできました。(本当にありがとうございます。感謝しています。)


また、きちんと本を読んでから感想を書きたいと思っているのですが

講演会の翌日、思い出せる範囲でツイートした記録を、取り急ぎここにもあげておこうかと思います。

うろ覚えの部分もありますが、何しろ心に残った講演でしたので

カケラだけでも残しておきたくて。

以下、乱文お許しください。()は私の感想や注釈です。色の違いに意味はありません(笑)


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昨日の宮本延春先生の話でメモッたことを。恐らく本にも書いてあるが、読んでなかったのでいちいち新鮮に響いた。また、宮本先生から発せられる言葉だから響くのかも。貧乏、いじめ、両親の死去、どん底からの這い上がり、自問自答、人との出会い…何しろ生き様がすさまじい。。


人は常にまんべんなく分散して痛みを与えられている状況は、苦しくとも結構耐えられたりする。しかし、頑丈な車のドアを、クギヌキで一点を刺されただけで ヒビがみるみる入るように、あるポイントを突かれると途端に弱く崩れてしまうことがある


(↑どういう文脈でこの話が出たか忘れたが、心に残ったので^^;)


「自分への酷いいじめが続き、親や先生に頼れない状況→学校では『目立つ』『頑張る』『行動を起こす』すべてがいじめのスイッチボタンとなった。→とにかく空気でいたい。存在を見つけられたくない心理→勉強、運動、全くやる気が出なくなる」


勉強しろ、と言われて、あなたは嬉しく、喜び、やる気がでますか? そういう人はまれでしょう。むしろ、勉強するな、ノート、鉛筆、教科書ひとつも触るな、と言われる方が興味抱くんじゃないかと思います(笑)」 


(人のやる気って、嬉しい、楽しい、認められたってとこから出発するんだもんね。)


(宮本(延)先生は、厳しい父親に、常に勉強しろ勉強しろとにかく勉強しろと言われ続けたそうです。)


勉強しろ、ではなく『どんな勉強をしているの?』と聞いてやってほしい


その子の性格と実力に見合った方法で、絶対量をこなせば、子どもは必ず伸びる。


失敗を恐れるのではなく、『やってみて失敗するかどうか確かめる』という気持ちでなんでもチャレンジを。『やらなかった』ということ自体が失敗なのです。


何においても、「当たり前」と思うことはよくない。(思考も発展もストップする。)

当たり前の反対言葉はなんだと思うか?当たり前ではない→特別→有ることが難しい状態→有り難い→「ありがたい」「ありがとう」


「ありがとう」と一日50回くらい言うつもりで一日を過ごそう 


(↑中学生への講演で毎回話してるそうです。(50回、という数字は違ったかも。))


「人間にとって『幸せ』とは。『愛される』『褒められる』『(誰かの、何かの)役に立つ』『必要とされる』」この四つだと僕は思っています」


(宮本先生のご長男はご病気で入退院を繰り返し、ご次男は自閉症で支援学級(学校?)に通われているのだそうです。昨日の講演では、区内7か所の授産施設の展示品、PRも行われていました。)


(宮本(延)先生、一時、スキャンダルがあり週刊誌で叩かれ姿を消された時期があったと思う。真偽は不明。そういう目にとまる部分しか知らず本も興味持てなかった自分を省みました。話し方はルパン三世みたいでなぜかべらんめぇ口調で楽しい講演でした。)


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これらは予定の一時間半をさらに15分オーバーしてしまうほど、密度の濃い講演内容のほんの一部です。


また、本を読んだら続きを書こうと思います。