「エクソシスト 信じる者」(2023年作品)感想 | 深層昭和帯

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デヴィッド・ゴードン・グリーン監督によるアメリカのホラー映画。出演はレスリー・オドム・Jr.、リディア・ジュエット、オリヴィア・オニール。

 

 

<あらすじ>

 

12年前にハイチの地震で身重の妻を亡くして以来、写真家のヴィクター・フィールディングは一人娘のアンジェラを育ててきた。ある日、アンジェラとその友人キャサリンが森の中で姿を消し、3日後に何が起こったのかまったく覚えてない状態で戻ってきた時、2人の少女とその家族はかつてない恐怖と対峙することになる。

 

アンジェラは、悪魔・パズズに憑りつかれていたのだ。ヴィクターは、かつて娘の憑依を目撃したクリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いを計画する。懸命に見守る親たちを嘲笑い、悪魔は問いかける。一人は生き残り、一人は死ぬ、と。

 

クリスとヴィクターは、キャサリンに憑いた悪魔を払おうと彼女の家にやってくるが、近づきすぎたためにクリスが両目を潰されてしまう。それでも何とかふたりの少女に対する悪魔払いの儀式までこぎつける。マドック神父が、教会の掟に逆らい悪魔祓いをやってくれるが、神父はバズズに殺されてしまった。

 

いったんはキャサリンの中の悪魔が祓われるものの、バズズはそれを許さずに彼女の魂を地獄に引きずり込んだ。しばらくして、アンジェラだけが目を覚ました。

 

<雑感>

 

エクソシスト系のホラー映画としてはかなり完成度の高い作品じゃないかな。オレと嫁はあまりホラー映画は見ない方だが、これは怖かったぞ。ホラーファンの評価はどうだろうか?

 

やはり悪魔憑きは、それがどれだけリアルに感じるかが重要なのと、悪魔に憑かれた少女のビジュアルが問題になる。この映画は、オリジナル版の「エクソシスト」(1973年作品)に寄せてあるせいか、かなりインパクトがある。

 

☆4.0。白人少女と黒人少女が登場した場合、どちらが生き残るか最初からわかってしまうのが残念。