「フラワー・アンド・ハニー」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ブライアン・スキーバ監督によるアメリカのラブコメ映画。出演はアシュリー・ニューブロー、ジェイミー・ロイ、サマンサ・コープ。

 

 

<あらすじ>

 

ロサンゼルスで花屋を営んでいるサラのもとに、農場で暮らしていた叔母リリスの訃報が入る。リリスはその農場をサラに継いでほしいと遺言を残していた。サラの恋人で会計士のクリスは農場を売って借金返済に充てるべきだと言うが、サラは店をクリスに頼んで農場に向かった。

 

そこはインターネットも携帯電話も使えず、想像以上に不便な場所だったが、隣家に住む養蜂家のハンクは亡きリリスと親しく、何かと親切にしてくれる。また町の人々も、「リリスはこの町の伝説だった」と語り、サラは少しずつ農場の暮らしに慣れ、花の栽培を始める。

 

一方、ロスで生花店を任されたクリスは、留守の間に雇われたフローリストのマライアに誘惑され、あやしい雰囲気になっていた。クリスはマライアにぞっこんとなって婚約してしまう。そこにサラが戻ってきた。クリスは出ていったが、花屋は注文が舞い込み順調だった。

 

サラが育てたのはハイビスカス。養蜂家のハンクは、サラが植えたハイビスカスの影響で蜂蜜が赤くなってしまい売り上げが激減してしまう。そんなハンクに対してサラは、新しいことに挑戦しないのは怠慢だと言ってのける。

 

赤い蜂蜜の味に自身を持ったサラは、ハンクに手紙を書いて田舎を去る。土地はハンクに譲られたが、赤い蜂蜜が味が良く安全だと認められたハンクは、サラを呼び戻して交際を申し込む。

 

<雑感>

 

いつものラブコメ。都会で成功した女性が田舎に戻るパターンだが、今回は田舎で育てた花と蜂蜜を都会で売り捌く、両者ウィンウィンのハッピーエンドになった。都会の女性と田舎の男性の組み合わせは、なぜかアメリカでは好まれているようだ。

 

☆2.9。毎回パターンは同じだが、ファンがそれを望んでいるのだろう。