「セクシャル・エクスプロレーション 性の冒険」(2018年作品)感想 | 深層昭和帯

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ベン・ゾルノ監督によるニュージーランドのラブコメ映画。出演はイヴァナ・パレゼヴィチ、ベン・ゾルノ、ハリエット・プレブル。

 

 

<あらすじ>

 

リジーとライアンはマッチングアプリを通じて知り合ったカップル。意気投合し、つき合って3ヵ月でリジーはライアンの家に転がり込んでいた。しかも、ちょうど同居人のジョノが留守になったことから広くリッチな家で、2人はセックスに耽り、甘い時間を過ごしていた。

 

互いの姿をスマホに撮り、ライアンはSNSに“リジーと交際中”と発表し関係を深めていこうとするが、なぜかリジーはためらい、ライアンがアップする画像に自分をタグづけしないよう頼む。

 

ベーカリーを目指してレシビをウェブで紹介しているリジーと、旅行会社のCEOで企画したツアー商品をウェブで販売するライアン。公私共にソーシャルメディア漬けの2人だが、密な時間を過ごす中で互いの思いが見えてくる。

 

リジーは自立する道を選び、ライアンと別れる。

 

<雑感>

 

なんだかふたりだけの世界が怖い作品だった。見ているこっちにはどうでもいい価値観の羅列に食いつく人間もいるのだろうが、他人に興味のないオレにはどうでもいいことばかりだった。

 

☆2.0。どんなラブコメを描いてもいいが、もうちょっと普遍性がないときつい。