「デンジャラス・ラブアフェア 家主の浮気」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

リンジー・コーマン監督によるアメリカのスリラー映画。出演はレベル・カーペンター、ライアン・フランシス、ローリー・フォーティア。

 

 

<あらすじ>

 

オールドブリッジ大学に通うキンバリーは、デービス家でシッターのアルバイトをすることに。その仕事は、キャリアウーマンのキャロラインが出張中、彼女の息子ジャスパーを日帰りキャンプが終わる13時に車で迎えに行き、父親のスティーブンが仕事から帰宅する17時まで面倒を見ることだった。

 

しかし仕事初日、キンバリーは偶然にもスティーブンの浮気現場を目撃。翌日、デービス家でシッター中だったキンバリーは聞き込みに来たマーフィ刑事から、ジャスパーのスペイン語教師セリーナが殺されたと聞かされる。それはスティーブンの浮気相手だったが、彼がセリーナとしばらく会っていないと答えるのを見て、キンバリーも昨日のことは知らなかったことにする。

 

キャロラインには情緒不安定な妹ブリッドがいるらしく、危ない目に遭ったキンバリーがそのことを伝えると、妹には会わないでほしいと頼まれた。警察はスティーブンの浮気のことをキンバリーから聞き出た。激怒した彼は、後任が決まり次第キンバリーを馘首にすると宣言した。

 

その夜のこと、キンバリーの家に何者かが侵入して彼女を殺そうとした。恋人ゲイブにかろうじて助けられたが、この一件も警察に連絡するしかなかった。数日後、今度はセリーナの恋人が殺害された。警察の進言により、キンバリーはジャスパーを連れてゲイブの家に泊めてもらうことにした。

 

そこに犯人がやってきた。それはキャロラインだった。彼女は自分のセレブな生活を守るために、夫の浮気相手や証人を殺し、夫が改心するのを待っていたのだった。ところが、姉の異常性を知るブリッドがキンバリーに警告したことですべてが狂ったのだった。

 

キンバリーの活躍により、キャロラインは警察に捕まった。

 

<雑感>

 

いつものアメリカの2時間サスペンス。だがこれはちょっと良くなかった。

 

終わり方が唐突すぎる。話の内容とか人物配置はテンプレそのものなので複雑なところはひとつもない。おかしいのは尺の使い方で、このままあと数分でどうやって終わるのかと疑問に思っていたら、急に犯人が家にやってきて全部話し、勝手に倒されて終了してしまった。

 

☆2.0。もうちょっとちゃんとしようぜ。