「だまし合いは恋の始まり」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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ケン・フリス監督によるカナダのラブコメ映画。出演はエリース・ガティアン、ジェームズ・クレイトン、ステファニー・イザク。

 

 

<あらすじ>

 

5年前から地元に根差した“キスメット・カフェ”を経営するリナ。得意の手作り菓子を乗せたトレイを持って通勤していたところ、コーヒーを持ったイケメンとぶつかり菓子は台なしに。だが、ジョナと名乗った彼は洋服についた汚れも気にせず、洒落た会話を交わして去っていく。

 

ある日、元彼を引きずるルームメイトで店員の親友エヴァが出会い系アプリで気になる男性ウォーカーを発見。文章が苦手な彼女はメッセージのやりとりをリナに頼む。リナがエヴァを装いメッセージを送ると、センスのよい返信が続き盛り上がっていく。

 

そんななか、リナの店のすぐそばで大手カフェチェーン“ヴィック”が開店。何度か顔を合わせ、好感を持っていたジョナがその支店オーナーだったことがわかり、リナはショックを受ける。ヴィックのオープンにより売り上げは激減。キスメット・カフェは窮地に立たされる。

 

付き合いは続いたが、キスメットは結局倒産。ジョナはリナに対し、ヴィックでキスメットの商品を扱わないかと提案。スコーンに自信のあった彼女はそれを受け入れる。

 

敵だとわかっていても下半身の疼きには抗えず、ふたりは結ばれる。

 

<雑感>

 

いつものカナダのラブコメ映画。アメリカで放送される作品も多くはカナダで作っていると最近知った。組合がない分だけ人件費が安くなるのだそうだ。そうやってアメリカの下請けのようなことをしながら実力を蓄えていったカナダの映像会社だったが、それが仇となってポリコレ汚染が進み、売り上げは落ちているらしい。

 

今度はディズニーがカナダにスタジオを作って、この流れはさらに強化されるという。現在は白人同士のカップルを主人公いしているが、近いうちに黒人男性と白人女性以外のカップルは差別だと言い出しかねない。

 

☆1.0。カナダは治安もボロボロだってな。未来の日本だ。