「グラマー・ボディ モデル連続殺人事件」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

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リチャード・J・ペリー監督によるイギリスのサスペンス映画。出演はチャールズ・ヴェン、エイドリアン・ブーシェ、シャブリス・ローレンス。

 

 

<あらすじ>

 

ロンドンで複数の少年を殺した犯人の潜伏先を特定した同僚ヨーンから、応援要請を受けたブレイク刑事。しかし彼は、その電話に気づくのが遅れ、現場に駆けつけた時には既に、ヨーンは重傷を負っていた。

 

さらには追い詰めた殺人犯は目の前で自殺し、建物は爆発。ヨーンを含め10名もの犠牲者が出し責任を取らされたブレイクは警察をクビになってしまう。

 

そんな彼を、爆発したビル内で救った女性テレサが訪ねてきて、ビビアンと言うテレサの事務所に所属するモデルを紹介されることに。そこでビビアン宛に送られる脅迫文からストーカー調査を依頼されるが、ブレイクは元同僚のサマーズ刑事に依頼するよう告げ断ってしまう。すると後日、ビビアンは無残な遺体となって発見されてしまう。

 

テレサは改めてブレイクに捜査を依頼した。もしかしたら警察に復職できるかもしれないと言われて、ブレイクもこれを引き受けた。捜査を続けた彼は、モデル派遣会社が売春組織であることは突き止めたものの、殺人の犯人を絞れないでいた。サマーズも事件捜査に行き詰まりを感じていたことから、彼女はブレイクを復職させる。

 

そんなとき、テレサの元に脅迫文が届いた。恐怖を訴える彼女をガードすることになったブレイク。その夜のこと、ブレイクに料理を作ったテレサは、突然彼を包丁で刺し殺した。すべての犯行はテレサの仕業だった。彼女の狙いは新しい事務所を作ること。断ったモデルを殺していたのだった。

 

<雑感>

 

最後は何の盛り上がりもなく、警察がやってきて逮捕する場面もなく、おそらく尺が合わずに終わっていた。酷いものである。

 

サスペンス映画だが、人が会話の内容で話が進んでいくので、殺人とトラウマのフラッシュバックくらいしか場面転換する要素がなく、会話→殺人→会話→フラッシュバックの繰り返しだった。

 

☆2.0。もうちょっと頑張ろうぜ。