「西部を駆ける恋」(1943年作品)感想 | 深層昭和帯

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ウィリアム・A・サイター監督によるアメリカの恋愛映画。出演はジーン・アーサー、ジョン・ウェイン、ウィニンジャー。

 

 

<あらすじ>

 

銀行員のモリーは、休暇を西部ツアーで過ごすことになった。彼女の目的は、西部の男らしい男と出会うことだった。ところが、なかなか目当ての男と出会わない。

 

そんなとき、カウボーイ競技会でデュークと出会った。彼とのひと時に時間を忘れた彼女は、帰りのバスに乗り損ねた。そこでさらに一晩を彼の家で過ごすことになり、西部の男の破天荒さに目を丸くした。

 

バスを追いかけ、少しばかりの旅をした。モリーはバスに乗せられ、ニューヨークに戻った。彼女に気のある3人の男たちが迎えに来てくれたが、不意にデュークが顔を出し、モリーを再び西部行きのバスに乗せた。

 

<雑感>

 

東部と西部は昔から仲が悪いとわかる映画。いまもヤンキース対ドジャースなんかはこんな雰囲気だな。東京と大阪みたいなもので、ライバル関係なのだろう。ハリウッドの人間にとってと手部の連中は、映画に投資してくれるお得意様でしかないのかもな。

 

☆3.0。男らしいカウボーイと、東部の銀行家というステレオタイプな比較が逆に新鮮。