「栄光の星の下に」(1952年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ヴィンセント・シャーマン監督によるアメリカの西部劇映画。出演はクラーク・ゲイブル、エヴァ・ガードナー、ライオネル・バリモア。

 

 

<あらすじ>

 

テキサスがまだ独立国家だったころ、彼らはメキシコからの侵略に脅かされ、国内は合併派と独立派で主導権争いを演じていた。合併派のアンドルー・ジャクスン前大統領は、独立派の大立者ハウストンを説得するためにあらゆる努力を惜しまなかった。

 

合併派は北軍との合併を模索し、独立派はメキシコに協力要請をした。ハウストンは姿を見せなかったが、その手紙は独立に傾きつつあった議会で波乱を呼んだ。牧場主ドヴェロウ・バークは、ジャクスン前大統領の要請を受けて合併派に加わっていたが、彼の説得が功を奏し、ハウストンは合併派に寝返ったのだ。

 

独立派のトム・クレイドンはこれに強く反発。ようやく姿を現したハウストンを暗殺しようとするがバーグに阻止される。議会は合併を可決し、メキシコとの戦争が決まった。ハウストン、バーク、クレイドン。彼らはいずれも軍に所属して、メキシコとの戦争に赴いた。

 

<雑感>

 

これが民主主義というものだ。こういうところを徹底しないとダメなんだよな。議論は百出する。それぞれみんな自分の考え方がある。それらをいくつの方針に統合していって、最後議会に諮って可決したものには皆が協力する。 

 

オレがこの民主主義の基本を習ったのは小学生のころだぞ。日本はいい歳した老人がこんな簡単なことを理解していない。意見の表明は、意見の集約を経て、議会にて方針決定に至り、決まった方針には全員がこれに従う。異のある場合は、再び意見の集約を試み、次の議会で採決に挑む。

 

戦後民主主義者はこんなこともできないんだもんな。しかも老人なんだぜ。白髪頭になるまで何を勉強してきたんだっていうね。1800年代のテキサス人にも劣る、下等生物なんだよ、左翼ってさ。

 

☆3.4。左翼はバカしかいないってことだな。