「恋は50を過ぎてから」(2022年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

松木創監督による日本の恋愛映画。出演は鶴見辰吾、鈴木杏樹、大田路。

 

 

<あらすじ>

 

マッチングアプリで知り合った50代の男女が、久しぶりの恋を手探りで進めていくラブストーリー。 最初は見栄を張り、たくさんの嘘で取り繕っていた2人だが、レストランデートの度に嘘を一つ一つ告白していく。

 

そして最後に残された「絶対に言えない」秘密とは。 大人になり、酸いも甘いも噛分けた2人だからこそできる、かえって初々しい恋もある。恋をするのは何歳からだっていい。

 

<雑感>

 

テレビの1時間ドラマ。実質45分。鈴木杏樹が50歳とは思えない若々しさで驚いたが、かといって「はえ~~」って気分にはならなかったな。若者の数が減って、老人向けの恋愛ものじゃないと金にならなくなっただけでは?

 

もう何もかも老人向け。子供のために何かしてやろうって人間はいないのか? これが散々「自分探し」をやってきた老人の末路なのか? 性欲以外何も残らなかったのか?

 

まぁでもわからなくはないよ。いつ死ぬかわからないのに、独り暮らしは心もとない。50歳代ならギリ相手が見つかるんじゃないかとか甘い期待を抱くのはわかる。それを見越して財産狙いのクソ女に騙される男が多いのもわかる。わかるけれど、共感するのは断固拒否させてもらう。

 

☆2.0。やっぱり教養こそが真の財産なんだなぁ。