「夜を越える旅」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

萱野孝幸監督による日本のホラー映画。出演は髙橋佳成、中村祐美子、青山貴史。

 

 

<あらすじ>

 

漫画家志望の春利は、大学を卒業しても夢を諦めきれず、同棲中の恋人の半ばヒモ状態。そんな後ろめたさから逃げ出すように、学生時代の友人たちと1泊2日の旅行に出かけるのだが、その最中、応募していた漫画賞の結果が落選だったことを知り自暴自棄になってしまう。

 

そこへ、かつて思いを寄せていた小夜が遅れて合流してくるのだが、春利の微かな高揚感と淡い下心とは裏腹に、事態は思いも寄らない阿鼻叫喚の地獄へと転がり始めてゆく。

 

<雑感>

 

小夜というのが幻覚で見た女性で、契約したとかで彼女のことを忘れなきゃいけなくなって、徐冷したりするんだけど、この展開が死ぬほど退屈なんだわ。しかも、全部漫画のネタ出しだったってオチで、いわゆる夢オチの一種。

 

小説家とか漫画家、あるいは脚本家が主人公だと全部このオチ。いい加減にしろと。

 

☆3.0。恐怖演出とかは良かったのになぁ。