「起終点駅 ターミナル」(2015年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

篠原哲雄監督による日本のドラマ映画。出演は佐藤浩市、本田翼、尾野真千子。

 

 

<あらすじ>

 

道東・釧路の地で、頑なに国選弁護しか引き受けずに、25年間、ただ一人生きてきた弁護士・鷲田完治。その生き方はかつて裁判官だった彼が、自らに下した終わりのない量刑だった。

 

25年前、旭川地方裁判所判事として赴任中、覚せい剤事件の被告として法廷に現れた女。それは学生時代の恋人・冴子だった。彼女は完治の司法試験合格と同時に、彼の前から忽然と姿を消したのだ。10年の時を経ての思いがけない再会。完治の人生は大きく揺らぎ始める。

 

東京に妻と幼い子を残す完治だが、冴子へ想いは再燃し、二人の関係は蘇る。

 

それから半年、東京転任が決定した完治は大きな決断をする。だがそれを告げた時、再び冴子は彼の前から消えて行ったのだった。今度は“永遠”に。

 

なぜ彼女は自分から去っていってしまったのか。その結末に打ちのめされ、自らの罪を思い知る完治は、判事の職も家族も捨て、逃げ込むように人生の「終点駅」として釧路の地に降り立つ。以来25年間、別れた妻とわが子への送金を続けながら、孤独な弁護士生活を続けていた。

 

そんなとき、担当した事件の被告人として現れたのが敦子だった。完治は彼女の中に、出会ったころの冴子の面影を見る。敦子もまた、完治に心を許していく。止まっていた完治の時間が動き出した。 あたかも罪を償うかのように、頑ななまでに孤独を貫いてきた男が、天使のごとく現れた敦子の人生に思いがけなく立ち会うことで、彼自身の人生にどう決着をつけて行くのか。

 

<雑感>

 

☆0.0。浮気裁判官が若い女にチンコしゃぶられて財産を取られるだけの話じゃねーか。バカじゃねーの? 国選弁護人をやったからなんだってんだよ。