「愛慾」(1937年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジャン・グレミヨン監督によるフランスのドラマ映画。出演はジャン・ギャバン、ミレーユ・バラン、ルネ・ルフェーブル。

 

 

<あらすじ>

 

従妹の死により1万フランを相続したリュシアンは、受け取りのために向かったカンヌでマドレーヌと出会った。彼女に1万フランを巻き上げられ、さらに部屋にも入れてもらえなかった彼は、その日以来彼女のことが忘れられなくなり、除隊後も探し続けた。

 

再会したところ、リュシアンの情熱的なプロポーズに気が変わった彼女は、彼を受け入れ恋人同士となったが、金遣いの荒いマドレーヌに悩まされる日々が続いた。しかも彼女は、ルネというリュシアンの戦友にもちょっかいを出し、パリに連れて行ってくれる方と結婚するなどと言い出す。

 

堪忍袋の緒が切れたリュシアンは、ついにマドレーヌを絞め殺してしまった。ルネは、悲しみに暮れるリュシアンを逃がしてやるのだった。

 

<雑感>

 

痴情のもつればかりですね。撲殺でも良かったのでは? もうちょっとまともな女を好きになれとしか思わないな。

 

☆3.0。どうせなら派手に殺してほしかったぜ。