「女だけの都」(1935年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジャック・フェデー監督によるフランスのドラマ映画。出演はフランソワーズ・ロゼー、ジャン・ミュラー、アンドレ・アレルム。

 

 

<あらすじ>

 

ベルギーの小さな城塞都市で、謝肉祭の準備が進められていた。そこにスペインのオリバーレス公の軍隊が宿泊のために街に入るとの知らせが届いた。怯えた住民は、村長が死んだことにしてお引き取りしてもらおうと考えるが、女たちは将校相手に寝ればいいのだと考え、やってきた軍隊の男性を寝室に引き入れる。

 

兵たちは思わぬ歓待に気が緩み、暴力や略奪などは行われず、酒量が増えていった。

 

翌朝、スペイン兵は去っていった。そして、1年間の税免除が決まった旨を住民に知らせると、村人は歓喜に沸いた。

 

<雑感>

 

これも生きる知恵だよな。女たちは逞しいという話。こういうコメディは普遍性があって時代が変わっても楽しめるというものだ。普通に白木みのるさんのような人が出ているし。こういうところは昭和の時代の方がおおらかでいいというものだ。

 

☆3.3。死んだふぃりをしている村長がヘマばかりしているのが笑える。