「バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌」(2003年作品)感想 | 深層昭和帯

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深作欣二、深作健太監督による日本のスリラー映画。出演は藤原竜也、前田亜季、前田愛。

 

 

<あらすじ>

 

前回の殺し合いで殺された担任の娘が、ワルが集まる学校に父親の死の真相を知るために転校してきた。そして彼女のクラスが「バトル・ロワイアル法」に選ばれ、薬で眠らされ、殺し合いをさせられることに。島に上陸する前に12名が脱落。昼までに半数の生徒が死んでしまった。

 

次々に人が死んでいくなか、さらにテロ組織が襲撃してきて多くの命が失われ、生き残ったメンバーは彼らに投降。法の執行が中止される。国と米軍がテロ組織との戦いに動き始め、ミサイルが撃ち込まれてさらに多くの命が失われる。

 

<雑感>

 

深作欣二の急逝により、息子の深作健太がメガホンを取った作品。この映画はテロとの戦いだの国との戦いだの、戦争の悲惨さだの、余計な要素を多く持ち込んで作品の問題意識やテーマをぼやかせてしまい、結果として駄作になった。

 

オレはこの作品のテーマは元々好きじゃないのだが、それでもこういう表現がなされたことの意義は感じていたのに、この第2作で完全に心が離れた。何やってんだと。当時は怒ったものだった。

 

☆2.2。なんか浅いんだよね。