「バトル・ロワイアル」(2000年作品)感想 | 深層昭和帯

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深作欣二監督による日本のスリラー映画。出演は藤原竜也、前田亜季、山本太郎。

 

 

<あらすじ>

 

修学旅行中にB組の生徒全員が薬で眠らされて連れ去れた。目を覚ますと1年のときに担任だった男と自衛隊がおり、クラス全員で殺し合いをしてもらうという。これは新しく制定された「バトル・ロワイアル法」に基づく処置だった。これにより大人が権威を取り戻し、子供の増長を食い止める効果があるのだという。

 

生徒たちは自衛隊の監視を受けながら、おずおずと殺し合いを開始した。3日目となるとほとんどの生徒が死んでいた。生き残った生徒たちは、本部を襲撃して自らの生き残りの機会を伺う。爆発物のついた首輪をハッキングしてシステムを解除した3人は、自衛隊の撤収を待って担任だった男を殺害した。

 

島を脱出した3人だったが、ひとりが途中で死亡。残りの2名は全国指名手配された。

 

<雑感>

 

この作品は過去に数度鑑賞しているが、感想記事がなかったので追加しておく。

 

いま見るとかなり豪華な出演陣で、やはり藤原竜也が目立つ。好き嫌いはあるだろうが、オレは彼の出演作は大体好きなんだな。舞台的なわかりやすい演技が好みだからであろう。いわゆる自然な演技も悪くはないが、引き込まれないなんだよな。

 

爆弾のついた首輪で相手をコントロールするアイデアは、この映画以降一気に広まった。その前からあるアイデアなのだが、インパクトが強烈だった。

 

☆3.5。のちに大活躍す俳優の若いころの演技が楽しめる。