「アタック・ザ・シアター 襲撃計画」(2011年作品)感想 | 深層昭和帯

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イリア・ゴメス・コンシェイロ監督によるメキシコのアクション映画。出演はガビーノ・ロドリゲス、フアン・パブロ・デ・サンティアゴ、アンヘル・ソサ。

 

 

<あらすじ>

 

不況にあえぎ、組合運動が激化しているメキシコのストリートにたむろするニーガス、チャレ、サポ、チャタら若者たち。マリファナやスプレーアート、万引きなどに興じつつ、刹那的な日々を過ごす彼らは、ダイアナ・シネマでタダ見していたところを警備員に見つかってしまう。

 

外に追い出されて憤ったことをきっかけに、彼らは映画館襲撃を計画し、売り上げを強奪しようと目論んでいく。館内を下見してセキュリティをチェックし、銃を調達、仲間を集めるなど、着々と準備を進め、ついに実行の時がやってきた。

 

劇場マネジャーの目を欺いて、監視カメラのエリアを5秒で突破。侵入に成功した彼らは劇場が閉館したあと、行動を開始する。盗みは成功し、警察は彼らを捕まえられなかった。

 

<雑感>

 

メキシコのチンピラが犯罪を行う様子をドキュメンタリー風に撮っただけの映画。ドキュメンタリー風なので無駄な時間が多く、物語に起承転結がない。こういう作風もあろうが、チンピラが嫌いなオレのような人間には地獄のような時間だった。

 

☆2.0。メキシコには犯罪者しかいないのか。