「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(2018年秋作品)第9話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:西﨑義展、監督:羽原信義、制作:XEBEC。

 

 

第九話 ズォーダー、悪魔の選択

 

ガミラス艦隊と接触したヤマトは、そこで反乱軍一派の襲撃を受けてしまう。一方その頃、遺跡に単身誘き出された古代は、ガトランティスの大帝ズォーダーと邂逅を果たしていた。“愛”を巡る対話を繰り広げたすえ、ズォーダーは「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫る。

 

<雑感>

 

こうなってくるといっそ昔の作品も見たくなってくるな。昔のは内容をほとんど忘れてしまっているのだが、「さらば宇宙戦艦ヤマト」だよな。ジュリーが主題歌を歌った作品。1978年。

 

内容を知っているのに見た覚えがない不思議な感覚があったのは、オールナイトニッポンスペシャル「さらば宇宙戦艦ヤマト」の録音テープを持っていて、死ぬほど聞いたからなんだよな。

 

「さらば宇宙戦艦ヤマト」の公開日(当時土曜日が初日)の前夜、金曜のオールナイトニッポンで、「さらば宇宙戦艦ヤマト」をほぼ丸ごとラジオドラマにするという企画があったんだ。いまじゃ考えられないことだが。

 

もっと考えられないのは、オレの記憶が正しければなのだが、録音されたものをラジオ放送したわけじゃなくて、ラジオで生放送したんだよ。声優さんがスタジオに集まって、生放送で2時間だったかな、芝居をするわけだ。声優さんも失敗できない一発勝負だし、音響スタッフなんかもしくじれないわけだ。指示を出すディレクターもそう。そんなことやってたんだ。

 

映画はもちろんだヒットで、1978年なのにさ、興行収入が20億円を超えたんだよな。20億円っていったら、いまでも大ヒットの類じゃないか。50年近く前にこの金額だからね。アニメの隆盛はヤマトなくしてあり得ない。

 

あのテープ、もうないかな? どうだろ。何度も引っ越ししたしなぁ。