「マザー 哀しき逃避行」(2014年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

クリストファー・ホートン監督によるオーストラリアのミステリー映画。出演はリアンナ・ウォルスマン、マット・デイ、グレッグ・ハットン。

 

 

<あらすじ>

 

雨が降りしきる中、訪ねた建物内にいる男性に突然暴行を加えたドーン。車に戻った彼女が自らの行為に茫然としていると、後部座席で眠っていた娘ステフが起き上がる。助手席に座り直した娘にシートベルトをつけさせると、ドーンは車をゆっくり発進させた。

 

母娘が辿り着いたのは人里離れたモーテル。母娘はここで隠れるように身を潜めていた。外に遊びに行きたいステフをいさめるドーンだったが、ある夜、一人で飲みに出たバーで出会った警察官と身体を重ねてしまう。

 

翌朝、ドーンが目覚めると、隣で寝ているはずのステフの姿が見当たらない。慌ててステフを探すドーンは、川辺で独り佇む娘の姿を見つけると安堵し、後ろから優しく彼女を抱きしめる。ふたりは、ドーンの夫、ステフの父から逃れようとしていた。

 

実はステフはすでに死んでおり、ドーンはその現実から逃れるために逃げ続けていたのだ。

 

<雑感>

 

ステフがすでに死んでおり、ドーンは娘の幻とともに逃亡していた。百歩譲ってそれはいいとしよう。だけど、そのステフの遺体が夫の車のトランクに入っているのはどういうことなのか? ドーンはなぜ誰彼構わずセックスばかりしているのか。そのあたりがおかしくね?

 

娘を死なせた後悔から頭がおかしくなったということで全部説明できるのだろうか?

 

☆2.4。やたらと映像だけは綺麗な作品だったが、内容は酷いものだ。