「おヤエの初恋先生」(1959年作品)感想 | 深層昭和帯

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春原政久監督による日本のコメディ映画。出演は若水ヤエ子、沢村みつ子、藤村有弘。

 

 

<あらすじ>

 

新しい体操教師として赴任したヤエ子が受け持つ3年B組にはフダツキの不良が五人もいた。担任としては、卒業が近いだけに何とか中退をやめさせようと思い校長に相談する。しかし彼らは卒業できず、真面目に働いていたこともあっておヤエは何くれとなく世話をするが、キャバレーで演奏させたことがバレて、彼女は学校を辞めることになった。

 

<雑感>

 

このシリーズは元々田舎から出てきた女中のおヤエの孤軍奮闘ぶりを描くものだったが、その設定は徹底されず、「おヤエのもぐり医者」では彼女は医師の娘になっており、この作品ではれっきとした教師だ。女中シリーズはあと2作ある。

 

☆3.0。こういうところも昭和の緩さというものだろう。いまは女中という言葉すら使えなくなった。